昔話を好んで語りだすとオッサンの証拠と言いますが、もうどうせいいオッサンだしチョイと昔話につきあってください。
昔といってもそんな大昔ではありません。
2004年の年末、表参道の小さなフレンチレストランを訪問しました。
料理は何を食べたかあらかた忘れてしまいましたが、確か前菜に「アヴォカドのムースとオマール海老、そのコンソメジュレ」を食べたことは覚えています。
場所も良く、コストパフォーマンス良く、また料理もおいしく、つまりはすばらしいレストランだったのですが、なぜか再訪するのに時間が掛かってしまい、次回の訪問は2005年9月27日でした。
その日は例によって「アヴォカドのムースとオマール海老、そのコンソメジュレ」の前菜から始まり、「舌平目のポワレ 焦がしバター風味」、「仔羊のローストの瞬間燻製」と、すばらしい料理に舌鼓を打ち、大満足でお会計を済ませると。
ソムリエールの方が、「去年の年末あたりにもいらっしゃって頂きましたよね?確かあのあたりのテーブルで」と言うのです。確かに年末に訪問しましたし、確かにそのテーブルで食事をしました。
そのひと言にビックリし、また一気にお店との距離が近づいた気持ちになり、その後は頻繁にそのお店を訪問するようになりました。
そのお店の名前は「アンフォール」。
表参道、伊藤病院の角を入り、とんかつの「まい泉」の前を通り過ぎてすぐ。そのあたりにお店がありました。
「アンフォール」、小さなレストランでしたが、実は日本のフレンチ界の重鎮、「ル・マノワールダスティン」を率いる五十嵐安雄シェフがオープンした店でした。そのようなわけで、小さいけれども名門とも呼べるレストランでした。
「アンフォール」二代目のシェフはその後独立して六本木に「ル・ブルギニオン」をオープン、今も大人気の菊地美升(よしなる)シェフ。
その後何代かシェフが変わり、2004年あたりにシェフを務めていたのが当時まだ20代だった湯澤貴博シェフ。この名店のシェフの座をこの若さで射止めたのですから、その腕前は相当のものでした。それほど愛想がいいタイプとは思えず、また当時はフレンチのシェフとしてはかなり目立つ金髪というルックスから、少しとっつきにくい印象はありましたが(実際にお話しするとそんなこともぜんぜんないのですが)、彼の作る料理、特に肉料理の力強さには食べるたびに感嘆したものです(そしていつもいつもいつもいつも、前菜に「アヴォカドとオマール海老、そのコンソメジュレ」を食べて、こんなウマい前菜はなかなかないよなあ。と思っていました)。
しかし、その後愛想の良いソムリエールが他店に移ってしまったり(その方の話はまた別の機会に書きたいと思います)、お店が表参道からちょっと辺鄙な八丁堀に移転してしまったりして、お客さんの層も変わったりと売上げ的には厳しかったのかもしれません。
残念なことに、アンフォールは2007年の年末でその歴史に終止符を打つことになってしまったのです。
その後、もう一度湯澤シェフの料理を食べようと思い消息を調べたのですが、いったいどこのお店で働いているのかもわからず、ああ、きっとフランスにでもまた修行に出掛けてしまったんだろう、と諦めていました。
実は、先日青山の「福蘭」で餃子とシウマイを食べたあと、たまたま「アンフォール」の跡地…いまはクレープリーになってしまいました…の前を通った際も、恨めしげに店を覗いたあげく、友人と、「あー、こんな店になっちゃって。もう一度湯澤シェフの肉が喰いてぇーなあ。ホントいい店だったのに」と悪態をついたものです(跡地のクレープリーのお店もステキなお店です。念のため)。
それくらい愛していたんです、「アンフォール」。
たとえば、の話ですが。あなたは好きだったひととの別れのあとに、新しい恋人に巡りあいました。新しい恋人とのデートも楽しく、彼/彼女のことを愛おしく感じています。でも知らず知らずのうちに、新しい恋人を、前の恋人と比べてしまっている自分がいませんか?
アンフォールが閉店し、湯澤シェフの行方もわからず、そんなときに他のレストランで力のない肉料理を食べたあとのぼくは、まさに昔の恋人を想いだす情けない男のようでした。
何度、「湯澤シェフなら、ここでガツッと迫力のある肉を喰わせてくれたはずだぜ?しっかり仕事してくれよ!」と思ったことか。
数日前、インターネットで、中目黒に4月にオープンした新店の情報を見つけました。
中目黒、「スゥリル」というフレンチレストランです。
シェフは「ル・マノワールダスティン出身」という情報をそこで得ることができました。お値段も手頃で、ぼくのなかでにわかに行ってみたいお店リスト上位にランキング。
さっそくお店のサイトでメニューをチェック…。
ん?
んんっ?
「アヴォカドのムースとオマール海老、そのコンソメジュレ」
「仔羊背肉の瞬間燻製 ロックフォールソースで」
…。きみだよね?きみだよね?ぜったいあのとき金髪でウマい肉料理を作っていた湯澤シェフだよねえ?
ぼくは興奮して同じく「アンフォール」の大ファンだった食べ友に連絡。
「『スゥリル』のシェフはやはり湯澤シェフだった。今夜行こう!」。
こうなったら仕事はさっさと片付けてー。20時から予約完了。
中目黒駅を降りて、目黒川沿いに歩くこと5分。「青家」の裏手当たりのスタイリッシュなビルの2階に「スゥリル」はありました。
ドアを開けると白と黒のコントラストが目立つモダンなインテリア、左手に鉤の手になった大きなカウンター。
カウンターの中で調理をしているのは…。そう、湯澤貴博シェフでした。
前よりも少し穏やかな雰囲気で、髪も金色ではなかったけど。
それにしても、今までどこにいたの?
ああ、興奮して料理のことを書くスペースが無くなってしまいました…。
・前菜 ハンガリー産仔兎とフォアグラのゼリー寄せテリーヌ
・スープ 新玉葱のポタージュ
うん。ウマいよこれ。以下明日のブログに続きます。
本日5月30日は「ごみゼロ(530)の日」、「お掃除の日」、「掃除機の日」なんだそうです。
それに合わせたわけではないのですが、昨日の日曜日、クローゼットの中の大掃除を敢行しまして、衣類を大量に捨てました。
まあだいたいがボロ過ぎて人前じゃ着られないようなTシャツとか、いったいぜんたいなんでオレ、こんなもん保管しているんだ?状態のボロ布ばかり。
たっぷり45リットルのゴミ袋がパンパンになるくらい始末し、だいぶスッキリ。
世間では「断捨離」ということばが流行しているそうですね。
最近になってようやく、この「断捨離」という考え方を世間に広めている方のサイトを覗いてみたんですが、なんだか「身体の不調、煩わしい人間関係、忙しすぎる状況をも解決していきます」なんて書いてあったりして、正直どこを目指しているのかよくわかりませんでした(笑)。
ちなみにこの「断捨離」ということば、このかたがちゃんと商標登録しているんですね。だから、他のひとが勝手に商用目的で使っちゃダメ!と書いてあります。良い教え、良いことばならたくさん使ってもらってたくさん広めれば良いのに、と純真無垢な(嘘)サイキはついつい思ってしまうのですが、ま、この方はこれで商売しているのだから仕方ありませんね。
ついでにクラタ―コンサルタント(clutter=ガラクタの意だそうです)という名称も商標登録しているんだそうで。
トークでは「世俗的なものから離れ…」と語っていますが、そこらへんは抜け目なく(笑)。
それにしてもクラタ―コンサルタント=ガラクタコンサルタントっておかしなことばじゃない?
それを言うなら片付けコンサルタントじゃない?と心の中でツッコミを入れていたら、ちゃんと片付けコンサルタントというお仕事はあるそうで。
こちらの方は片付けコンサルタント。
近藤麻理恵さんという方だそうです。
この方が書いた「人生がときめく片付けの魔法」という本は10万部を超えるベストセラーだそうで。片付けってはやっているんですかね?
オレ、こっちのひとのほうがなんとなく好感がもてるなあ。
え?若いから?いや、違うってば。
さて、今夜は久しぶりに家で夕飯。と言っても料理の体をなしていないような夕飯なのですが。
先日、誕生日プレゼントに頂いた新潟「加島屋」の「さけ茶漬」と「いくら醤油漬け」をぜいたくに丼メシのうえに散らして「鮭イクラ親子丼」のでき上がり。
これさえあればいくらでも(ダジャレじゃないっす)ご飯が食べられます。
でも「加島屋」の瓶詰め、高いんだよねえ。
渋いプレゼント、ありがとうでした。
ちなみに味噌汁の味噌は昨年の6月に自分で仕込んだ味噌なんです。
熟成がまだ足りないのか、塩気が強すぎるというか、ちょっとこなれていない感じがしますが、そこはなんといっても自家製。やはり自分で作った味噌はおいしいものです。
恵比寿駅から白金に向かって歩いて、ちょうど首都高目黒線にぶつかるあたり。
白金三丁目の交差点のあたりが最近ちょっと気になるエリアです。
このブログでも、このあたりのお店を何度か採り上げたことがあります。
・2011年01月08日
「白金 白金バル」
・2011年04月22日
・2011年05月08日
「白金 あかね食堂」
今年に入ってから実に3度も話題にしているんですが、この界隈、白金とは言ってもぜんぜん白金っぽくなく、昭和の残り香が漂う古ぼけた商店に混ざって近代的な飲食店が軒を連ねる不思議な街並み。
今日もこのあたり。
ちょうど「ソーセージスタイル流行-hayari-」の向かい、「Tenement」というカフェです。
この界隈の新しめのお店としては老舗の(言っていることがおかしいのですが)2002年オープン。
趣のある日本家屋は築100年になるものだそうです。
「Tenement」、英語の得意な(笑)ぼくは知らない単語でしたが、「長屋」という意味なんだそうです。
このお店、実はミュージシャンの猪野秀史(いのひでふみ)氏がオーナーとなってオープンしたお店。
猪野秀史氏、ご存じない方もいらっしゃるかと思いますが、小西康陽氏やテイ・トウワ氏など著名なアーティストとの交流も深く、ローズ・ピアノ奏者として、また作曲者として高い評価を得ている方。
ローズ・ピアノのステキな音色を聴いてみたい方はこちら。
http://www.myspace.com/inohidefumi/music
「ミオパン」に出演した時の映像はこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=V2xaWEYlKT4
番組的には…。…。…。ですが、猪野氏自らによるフェンダー・ローズ(ローズ・ピアノ)についての解説もあったりして楽しめます。
さて、「Tenement」。
店舗は1階と、高い天井を活かした2階。ぼくは断然2階が好み。
夜、仄かな灯りが灯るカフェの窓から見下ろす白金の街。
ずっとこの場にいたくなる、そんな落ち着いた気分になるカフェです。
写真はクレームブリュレ。通常は完熟きんかんのクレームブリュレなのですが、この日は
マンゴーのクレームブリュレでした。
猪野氏が宮崎県出身ということで、きんかんやマンゴー、いずれも宮崎にちなんだ食材ですね。
またひとつ、お気に入りのカフェを見つけました。
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・店名 Tenement
・電話 03-3440-6771
・備考 ランチも営業。チキン南蛮もあるよ!
・オススメ ☆☆☆☆★(4点)
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まあモータースポーツに興味のない方にはあまり関係ない話題なんですが、いよいよ今週末はFormula1第6戦、伝統のモナコグランプリ。
なんちゃってセレブではない、世界中の本物のセレブリティたちが集うモナコ公国。
自らもモナコに住居を構える生沢徹(てつ)氏は、狭いモナコの移動には自転車が最速なんだけど、みんなフェラーリ乗るんだよな、と笑っていましたが、太陽が燦々と降り注ぐモナコの街の中で見るフェラーリやアストンマーティンは本当に絵になります。
そのモナコ公国、モンテカルロの市街地を封鎖して作る特設コースは狭くツイスティでエスケープゾーンはほぼ皆無。
グランプリウィークが始まる水曜日までは普通に一般車が走っているコースですから、路面もスリッパリーで常設サーキットのようなグリップは望めません。
そんな過酷な条件のなか、ドライバーたちは200km/hオーバーでコーナリングしながらガードレールまでわずか10cmというギリギリのラインをトレースしながら2時間のレースを闘います。
2010年モナコグランプリ予選、マーク・ウェーバー選手のポールラップ。
http://www.youtube.com/watch?v=KG_GNM9tOc4
このレースを制したものに与えられるのはモナコ大公からの祝福と、モータースポーツ史に永遠に残る「モナコウィナー」というステータス。
そしてそんな極限のサバイバルレースを自宅のバルコニーやコースサイドに浮かべた巨大なクルーザーでパーティを楽しみながら観戦するセレブリティたち。
まさに別世界です。
年に一度の特別なグランプリのために、チームもスペシャルアイテムを投入。
ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスチームは、ジェンソン・バトンとルイス・ハミルトン、二人のドライバーのヘルメットにダイヤモンドをあしらったモナコスペシャルを用意。
わずか1戦のためにそんな無駄を?と思われるかもしれませんが、このようなアイテムはレース後にオークションにかけられてチャリティに使われたりするのですね。
ジェンソン・バトン選手のモナコスペシャルのヘルメットデザインは親日家の彼らしく、日の丸と「ジェンソン」、「ジェイビー」とカタカナを使ったデザイン。今回の震災の大変さを忘れないために、という思いだそうです。
http://f1-gate.com/button/f1_11860.html
そんなジェンソン、今回絶好調で予選2位、フロントロー獲得。
ぜひ決勝でもがんばってほしいものです。
決勝のテレビ放映はフジテレビ系列、29日(日)23時15分〜です。
死ぬまでに一度は現地で観たいと切に願います。
はい、台風の近づく土曜日もLifeTeriaブログの時間です。
珍しく家の近所でスイーツなど買ってみました。北品川商店街の中の「品川菓匠 孝庵(きょうあん)」です。
・プラリネピスターシュ(420円)
・ショコラオーランジュ(420円)
美しい光沢に惹かれて買ったプラリネピスターシュはドッシリとした濃厚な甘さ。おいしいのですが、もう少しキレの良さ、スッキリ感があるともっと好み。ショコラオーランジュも同じ傾向かなあ。良く言うと甘さの輪郭が優しい感じ、意地悪に書くとぼんやりした印象です。
願わくばお値段をもう少しお安く…下町価格にしてほしいですね。
でも、これくらいクオリティの高いスイーツを作るお店が近くにあるというのはいいものです。
え?2個のケーキを誰と食べたか?
もちろん禁断のオレ・2個喰いです(笑)。
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・店名 品川菓匠 孝庵
・電話 03-3471-6395
・備考 ロールケーキ、シュークリームも人気があるようです。
・オススメ ☆☆★★★(2点)
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さきほど、浅草在住の友人から、今年の隅田川花火大会の開催が決定したと教えてもらいました。
開催予定日は8月27日(土)、今までは毎年7月の最終土曜日に開催されるのが常でしたから、今年は例年の約1ヵ月遅れということになります。
5月の三社祭は残念ながら中止になってしまいましたが、隅田川花火大会の開催が決定してお祭り気質の下町っ子たちも喜んでいるのではないでしょうか?
時おり肌寒い夜もあるこの時期、隅田川花火大会なんてまだまだ先だと思っていましたけど、そういえば来週から6月。もう少ししたら夏ですね。いやその前に梅雨か。うっとうしいあの季節がくるわけですよ。でも、今年の梅雨はこれさえあればだいじょうぶ。
「ファンブレラ」。
なんと傘の中にファンを内蔵。
「涼しいダウンストリームに包まれます」。
「体感温度はマイナス3℃」。ってホントかよオイ!
「体感温度マイナス○℃なんて書いたらインパクトあるんじゃないすっかね、部長?」
「おーそうだな。じゃマイナス10℃って書いとけ」
「無理っす。子どもだってウソってわかります」
「そうか?じゃマイナス5℃。いや、マイナス3℃」
「そうですねマイナス3℃くらいがビミョーにホントっぽくていいっすね」
…なーんて感じでしょうか?
はい、LifeTeriaブログの時間です。
今夜は21時より、肉の会@新橋「ワールドミートセンター」。
24歳の若者から42歳のオッサン(オレだ)まで9人で肉喰いまくりの会でした。
この「ワールドミートセンター」、有楽町から新橋にかけて一種独特の雰囲気を醸し出しているJR高架下の一角にあり、「牛酒場 GYUMARU〜小澤ファーム」、「肉寿司」、「MEAT PUBLIC」、「トリカラパッポン」、「グリグリグリル」というそれぞれ肉料理をテーマにした5つの店舗からなるアーケード的なお店です。
今夜ぼくたちが訪問したのは「牛酒場 GYUMARU〜小澤ファーム」。
函館に近い大沼の「小澤牧場」で育てられた「はこだて大沼牛」を使った料理がウリということです。
「はこだて大沼牛」とは初めて目にした品種でしたが、ホルスタインのメスと黒毛和種のオスの交雑種だそうで、お値段やお安め、味は黒毛和種に近いという品種だそうです。
ここ、オススメはずばり「名物大沼牛 ポンドステーキ」(3,999円)。
アツアツの鉄板に乗ってサーブされるステーキはその名の通り1ポンド(454グラム)。鉄板で外側は割と強めにカリッと焼けて、中はレアに。良く焼いた方がお好きな方はそのまま鉄板で少し焼けば良し。
これ、なんと2回お代わりしちゃいました(笑)。
ノリのいいスタッフの「3回目のポンドステーキお持ちしましたっ!」という声が響きます。
454グラム×3皿÷9人=151グラム/人ですね。
黒毛和牛ほどサシが入っている肉質ではありませんが、程よく甘味のある脂がのってなかなか美味。良心的なお値段と思います。
その他カルビ串、ハラミ串、牛タンなどなどなど肉肉肉。
キャベツは500円でお代わり自由なので野菜も摂るべし。
このお店、おもしろいのは「出前」が取れるんです。
〆めにご飯ものが欲しくなったぼくたちは、お隣の「肉寿司」から「さしとろ」(牛肉の寿司)と「赤身」(馬肉の寿司)を出前してもらいました。出前分はその場で代金を支払えばOK。
〆めに炭水化物も摂り、うむ、満足。
肉づくしでもツラくない方にはオススメのお店です。
はこだて大沼牛のイメージから、北海道のローカルフードメニューもあって(ジャガイモの豚汁とか;北海道の豚汁の具はジャガイモがメジャー)、北海道暮らしの経験がある人はニヤっとしてしまうかも。
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・店名 ワールドミートセンター 牛酒場 GYUMARU〜小澤ファーム
・住所 東京都千代田区内幸町1-6-1(JR高架下)
・電話 03-5532-4567
・備考 平日はランチ営業しているそうです。
・オススメ ☆☆☆★★(3点)
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世界一の朝食を出すダイニングとして名高いオーストラリアの「bills」。
なんでも、ニューヨークタイムズ紙がその「オーガニックスクランブルエッグ」を「世界一」と評したとか、映画撮影のためシドニーに滞在していたレオナルド・ディカプリオ(どうでもいいのですが、先日友人に「刑事プリオ(デカプリオ)」の話題をふったところ通じませんでした)が、この店の「リコッタパンケーキ」を気に入って、一週間通い詰めたとか、その朝食のおいしさを表現するエピソードには事欠きません。
日本にも七里ケ浜と横浜赤レンガ倉庫街と2店舗ありますので、もしかしたらもうこのお店の名高い朝食を食べた、という方がいらっしゃるかもしれません。
ぼくも一度は食べてみたいと思っているのですが、なにせぼくの家から朝食を食べるためだけに横浜もしくは七里ケ浜まで行くのはちょっと遠いので、未経験です。
しかし、この7月16日(土)に、国内としては3店舗目、東京都内には初出店となる、「billsお台場」がオープン予定なんだそうで。
お台場なら我が家からクルマをちょっと飛ばせば20分。ぜひ早起きして行ってみたいものです。
はい、LifeTeriaブログの時間です。
今夜は五反田駅に程近い繁華街の一角、しかし路地の奥で静かに時を紡ぐ老舗洋食店「グリルエフ」。
何も知らなければ、蔦が絡まり古色蒼然とした建物の扉を開けるのを躊躇してしまいそうな重みのある店構えです。
しかし、いざ扉を開けると「いらっしゃいませ、こちらへどうぞ」とにこやかなマダムが出迎えてくれますのでご安心を。
・ポタージュスープ(600円)
・仔牛のカツレツ(1,700円)
洋食屋さんと言えば欠かせないものがデミグラスソース。
このお店のカツレツにもデミグラスソースがたっぷりとかけられています。
このデミグラスソースは先代のご主人の時代から注ぎ足し注ぎ足し守ってきた秘伝のソース。色はかなり黒く、そして濃いめに焙煎した小麦粉からでしょうか、かなりの苦みが感じられます。
この苦味をコクがあっておいしいと思うか、苦過ぎてNGと思うかでこのお店の評価がわかれてしまいそうですが、ぼくはこのドライなデミグラスソース、個性的でおもしろいと思いました。
カツレツ自体はライトにさっぱりと揚げられていて、胃にもたれない優しい味でした。
ぜひ次回は「メニューに載っていない裏メニュー」なのに、大勢の人が知っていて頼んでしまうからもはや定番メニューの「ハヤシライス」を試してみたいと思います。
そう言えば、先ほど「PEPSI DRY」を初めて飲みました。
桐谷美玲ちゃんが「十中八九甘くない、って答えるコーラってホント?」ってコマーシャルしているので、ウィルキンソンのジンジャエールくらいドライかと思ったらけっこう甘味も残っていてフツーでした。
まんべくんは「まんべくんの舌には合わない」ってツイートしていましたが、ぼくは割とOK、っていうかむしろ気に入ったくらいでした。
みなさんも街で見かけたらぜひお試しください。
ではでは、良い週末を。
ぼくは明日はガッツリ肉、喰います。
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・店名 グリルエフ
・住所 東京都品川区東五反田1-13-9
・電話 03-3441-2902
・備考 ハヤシライスが名物らしいです。
・オススメ ☆☆☆★★(3点)
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さて。診断メーカー。
あなたの未来の嫁を診断しったー(未婚男性推奨)
http://shindanmaker.com/121406
これはやらねば。
ポチッとな。
なになに?
「あなたの奥さんは身長163cm。髪型はセミロング、顔立ちは清楚美人タイプで、バスト81cm。典型的なツンデレの性格で、家計の計算が得意。酔うと笑い上戸になります」
うーむ。ちょっと好みと違うかもです。酔って笑い上戸はかわいくていいですけど。
そうかと思えば友人からいきなりオカシなメールが。
「オマエの理想って、こんなでしたっけ?『パン屋さんで働く20代前半で、上戸彩とか、新垣結衣似。透明感。お笑い芸人と付き合ったことのない人』」。
いやいやいやいやオレ一度もそんなこと言ったことないしー。
でもけっこう合ってるかもだしー。
でも上戸彩<<<新垣結衣だしー。
そう言えば新垣結衣ってけっこう身長高いんですよね。この写真…。
http://news.livedoor.com/article/detail/3622861/
はい、どうまとめていいのか自分でもわからないので、LifeTeriaブログの時間に移ります。
本日はTBSの「ビジネスクリック」などで活躍しているアナウンサーの坂本祐祈さんが主催するチャリティイベントに参加してきました。
坂本祐祈さんのピアノ、詩の朗読の後に、東京農業大学講師の川嶋舟(しゅう)さんのトーク。
川嶋舟さんのご自宅は今回の震災で大きな被害を受けた福島県相馬市にあり、川嶋舟さん自ら、支援物資の調達・運搬など復興の支援にあたっています。
実際に津波が自分たちの町を呑み込んでも、現実のことと思えなかった、といった趣旨のことばが妙に印象的でした。たいへん気の毒なお話もありましたが、被災地のひとびとは、すでに前を向いてがんばっています、という力強いコメントもあり少し救われた気分です。
イベントのあとで、23時より遅い夕食。
久しぶりの恵比寿「cache cache cafe(カシュカシュカフェ)」です。
こんな時間にもかかわらず店内はほぼ満席。
目立たないビルの中、しかも6階という微妙すぎるロケーションに、開店当初はわれわれのほうが集客に不安を覚えるくらいでしたが、どうやらその心配も杞憂だったようで、すっかり恵比寿の定番カフェとして定着してきたようです。
こんなに混むとせっかくの隠れ家感が無くなっちゃうんだよなあ、と文句を言いつつも、たくさんのひとに愛されている様子を見ると嬉しくなってしまいます。
時間も時間なので、本日は軽めに「メキシカンタコライス」。
一緒にイベントに参加した友人も同じメニューを頼んだのですが、材料の関係で残念ながらタコライスが1名分しかできないということで、特別にランチメニューのチキン葱塩丼を作ってもらいました。
これをちょこっと味見したんですが。…あ、ウマいかもコレ。
しっかりしたフレンチのメニューもいいんですが、こういうカジュアルな丼にもセンスを感じますね。
いいカフェです。
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・店名 cache cache cafe(カシュカシュカフェ)
・住所 東京都渋谷区恵比寿西1-7-2 ビッグストーンビル6階
・電話 03-3462-0150
・備考 金曜日・土曜日は28時まで。
・オススメ ☆☆☆☆★(4点)
・参考記事 2010年11月09日
「恵比寿 cache cache cafe(カシュカシュカフェ)」
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個人の方のブログなのですが、興味深いデータがありましたので、ご紹介します。
「電力会社9社の原発依存度」
http://eurofactory.dtiblog.com/blog-entry-733.html
2009年度で見ますと、上位3社は以下の通り。
・関西電力 53.6%
・四国電力 53.4%
・九州電力 50.1%
では東京電力と中部電力は?
・東京電力 32.1%(※)
・中部電力 12.3%
東京電力や中部電力の依存度が思ったより低い、というべきか、逆に関西電力や四国電力の依存度が思ったより高いというべきか。
いずれにしても電力会社によって原子力依存度にずいぶん差があるのですね。
(※)発電量で見た場合は、東京電力の原子力発電量が9社の中での最大です。
原子力依存度が高い電力会社はおいそれと原子力発電所を撤廃するわけにはいかないということでしょう。
しかし、この写真をあらためて見ると、やはり安全はすべてに優先する、という思いが新たになります。
http://photos.oregonlive.com/photo-essay/2011/03/fukushima_dai-ichi_aerials.html
このような生々しい画像が日本のマスコミによってほとんど報道されなかったのはどうしてなんでしょうね。
はい、LifeTeriaブログの時間です。
22時前、品川でラーメンでも食べて帰ろう。と思いつつ「つけめんTETSU」をのぞくと、こんな時間なのに10名以上の行列。
あきらめて北品川まで歩いて「天婦羅 うえじま」へ。
いつもいつも天ぷらを食べずに焼魚定食やら生姜焼き定食を食べている悪い客なのですが、今夜は珍しく上天丼(1,300円)。
海老、めごち、椎茸、ししとう、ベビーコーン、そして丼のサイズをまったく無視した穴子。
ちょっと濃いめの揚げ色がついた衣に、これまた濃いめのたれ。
見た目は下町風ですが、かの有名な「土手の伊勢屋」みたいな、胡麻油が強くたれが甘辛いいかにも下町風の天丼などと比べると割と普通で特色のない天丼です。
街の天ぷら屋さんはやりすぎずこだわり過ぎずこれくらいの普通な感じがちょうどいいのです。
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・店名 天婦羅 うえじま
・住所 東京都品川区北品川1-22-7
・電話 03-3471-3860
・備考 天ぷら定食は700円(!)から。
・オススメ ☆☆★★★(2点)
・参考記事 2011年04月28日
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今夜は地震関連から。
以前ご紹介した地震予知サイト。またちょっと不安なことが書かれています。
http://ameblo.jp/miyukichikun/entry-10900698946.html
そういえば、ぼくも近ごろちょっと警戒モードもゆるみがち。過度に心配する必要はないと思いますが、時おり気を引き締めるためには多少不安な情報も必要なのかもしれません。
最近では地震そのものより、海洋汚染が気になるという方も多いかと思います。
三重大学の准教授(水産資源学)である、勝川俊雄氏のサイトに参考になる情報があります。
・水産物の放射能汚染から身を守るために、消費者が知っておくべきこと
はい、雨降りの月曜日もLifeTeriaブログの時間です。
この春にJR品川駅の構内がリニューアルされて「ecute品川South」がオープン、古ぼけた駅舎がだいぶ今ふうにアップデートされたのに合わせて、店舗もガラリとラインナップが変わりました。昔ながらのカレーショップに変わって登場したのがこのお店。
こちらのお店、本店は代々木にあるカレーレストランなのですが、実は昨年の夏にJR池袋駅の中に支店をオープン、通勤客から人気を博しており、今回その余勢を駆って品川駅のエキナカに出店。
20時過ぎの店内は満席。常時入店待ちのひとの姿があります。ぼくも列の後ろについて5分ほど待って店内へ。カレーだから回転がいいですね。
■完全食セット
・一日分の野菜カレー 990円
・鶏手羽煮込み 150円
一日分の野菜カレーには、トマト、イエロートマト、シシトウ、茄子、玉ねぎ、ピーマン、ジャガイモ、サツマイモ、しめじ、えのき、まいたけ、レンコン、かぼちゃ、小松菜、合挽き肉などが14種類のスパイスと煮込まれています。
これに蛋白質として鶏の手羽をトッピングしたものが「完全食セット」というわけです。
その他のメニューは。
・campのバターチキンカレー(990円)
・生姜焼きカレー(990円)
・茄子のスパイシートマトカレー(890円)
・茄子と豚肉の旨味噌炒めカレー(890円)
・玉ねぎとジャガイモのチーズカレー(780円)
…などなど。
アツアツの鉄鍋で供されるカレーはピーマンの香りが香ばしく好きなタイプ。
カレー自体はお店のことばによると「甘めの中辛」。
だれにでもお勧めできるマイルドな辛さですが、スパイス使いの妙か、もの足りない感じはありません。
駅の改札の中でこんなウマいカレーが食べられるとは!ちょっと嬉しい驚きでした。
ヘビロテになりそうな予感です。
唯一不満なのはハイスツールでちょっと落ち着かないところなんですが。
まあ、エキナカで回転良くしないといけませんから、お客さんにあまり落ち着かれてしまっても困るのでしょうね。
ぜひ機会があれば代々木の本店も訪問してみたいと思います。
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・住所 東京都港区高輪3‐26‐27 エキュート品川サウス内
・電話 03-5421-8036
・備考 朝7時からオープン。朝カレーもいいかも。
・オススメ ☆☆☆★★(3点)
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先ほど友人の携帯から着信があり、ちょうどシャワーを浴びていて電話に出られなかったので、折り返し電話をしてみたら、電話口に出たのは今年小学校2年生になった友人の愛息でした。
お父さんとお母さんのショッピングに飽きてしまった彼、ひまつぶしにお父さんの携帯を使ってぼくに電話を掛けてきたんですね。
彼は休みの日などにお父さんの携帯を使ってぼくにデコメを送れるくらい携帯の操作には習熟しているので、電話を掛けるくらい造作もないことだったのでしょう。こういう彼らをディジタルネイティブと呼ぶのでしょうか。
携帯と言えば、ようやくようやくこのサイトもスマートフォンからのブラウジングに対応しました。
対応当初は写真のアスペクト比が崩れてしまったりと多少おかしな点があったのですが、その後改善されましたので、現在ではぼくのAndroid携帯から検証した限りではほぼ問題なく見られています。
写真は、MacBookのブラウザ、「Safari」で表示したブログとAndroid携帯で表示させたブログ。スマートフォン用に表示が最適化されている様子がおわかり頂けるかと思います。
余談ですが、「Safari」に限らず、Macだとフォントがホントに(ダジャレじゃないっすよ)キレイなので(この写真でもおわかり頂けるかと思います)、Webサイトの見た目がWindows系のブラウザから見た時とは天と地の差。
※このサイトの比較とかがわかりやすかと思います。
職場ではWindowsマシンをお使いの方が圧倒的に多いと思いますし、実際ぼくも職場ではWindows7を使っています。でも職場でWindowsマシン、家ではMacと使い分けていて、さほど違和感ありませんので、みなさんも次の買換え、Macなんていかがですか?
はい、日曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。
今日は午後雨が降ってきてしまったこともあり、ほとんど家の中で過ごしました。
なので、金曜日の夜、「福蘭」で夕飯を食べた後でブラリと渋谷まで歩いてブラリと入ったカフェのスイーツネタでも。
ビルの2階、カフェと言うにはかなりの大空間、窓際の席には自由に使えるPCが数台。
なんだか、デカい「WIRED CAFE」みたいだなあ。と思っていたら経営母体は「WIRED CAFE」と同じところみたいで。道理で。
お店の名前は「RESPEKT」と言います。
渋谷という場所柄か、金曜日の22時過ぎの店内はなんだか若いコたちばかり。
しかも賑やか。
何かの記念日なのかな?大声で記念撮影に興じる学生くんたち、その横でMacBook広げてモデルの女性と打合せするクリエイターくんたち。
若者たちも、オッサンたちも、それぞれに夜は更けて、ぼくはズシリと重たいチョコベリーパンケーキ(750円)を。
「福蘭」でデロンデロンの餃子(みたいな料理)とシウマイ(みたいな料理)のあとで、ダメ押しのようになんだかグチャグチャしたデザート(笑)。
ボリュームたっぷりで食べていて眠くなってきました。
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・店名 RESPEKT
・住所 東京都渋谷区渋谷1-11-1 2階
・電話 03-6418-8144
・備考 駅からも近く使い勝手が良いかも。
・オススメ ☆☆★★★(2点)
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いま発売になっている集英社の「BAILA」6月号には、「10年、男子クロニクル」という記事が掲載されています。
曰く、2002年にもてはやされたのが「危険な男」。2006年ころから人気が出てきた「チョイワルオヤジ」に繋がるのはこの系譜でしょうか。
2008年ころからは「年下男」ブーム。
2010年ころからは「ブ男」。芸人さんなどに良くいますが、ブサイクなのに、そのパーソナリティでモテてしまうという。
そして、2011年は「イケチュウ&イケメン」が来ているそうです。
「イケメン」ゾーンの代表選手と言えば、おなじみ向井理クン(そう言えば彼のことが嫌いという女子に会ったことがありません)、では「イケチュウ」は?
「イケチュウ」は「イケメン」かつ40代以降の「中年」、の意で、代表選手は佐藤浩市さんとか堤真一さんなど。
時が経つに連れてモテゾーンのメインストリームの変遷はありますが、「年下男」、「ブ男」ゾーンなども一過性のブームではなくしっかりと人気を確立しているようですから、女性から見た好みの男性像が多様化しているのでしょうね。
ぼくたち(※バブル末期世代…笑)が学生だったころにはやった「三高」ブームなどに比べてずっとずっと好ましい現象と思います。
さて、金曜日の晩なんですが、夕飯は青山の「福蘭」へ。
麺類と餃子(みたいな料理)、シウマイ(みたいな料理)くらいしかない、不思議な中華料理屋(みたいなお店)。ライスも炒飯もありません。
外苑前駅から外苑西通り、通称「青山キラー通り」を北上すること5分。お店は「青山キラー通り」に面していて、青山らしく周囲にはスタイリッシュなオフィスや店舗が軒を連ねていますが、この地で(おそらく)半世紀くらいは営業しているのではないかと思われる汚く、古く、小さな店舗がなぜか青山の街並みに違和感なく溶け込んでいるのは、青山先住民としての歴史の重みのなせるわざでしょうか。
先代を継いで、かなり高齢の姉妹が店を切り盛りしています。
・餃子
・シウマイ
・チャーシュー麺
餃子は揚げた餃子をいちどスープにくぐらせてあります。これを酢醤油へ強烈ににんにく片をブチ込んだタレを付けて食べます。メニューには餃子と書いてありますから、一応餃子のつもりなんだと思いますが、断じてこれは餃子ではありません。たぶん本場の方に食べさせたら「?」でしょう。餃子みたいななにかの料理です。
お次はシウマイ。シウマイに見えないこともありません。ひき肉と椎茸の塊にデロデロデロンとした皮がなんとなくへばりついています。これも件のつけダレで。断じてこれはシウマイではありません。シウマイ風のなにかの料理です。
チャーシュー麺はあっさりとした醤油ベースのスープで。
スープとチャーシューは好みでした。
こういうお店はもう、ウマいとかマズいとか、そういうレベルを超越していますね。
サービスは悪いというか、ありません。この日も「お土産にシウマイできますか?」と訊いていた客に、「…(ため息)。いま時間かかるから。15分くらい」と言って断っていました(笑)。
これはもうね、伝統芸能です。
オススメはしませんが、恐いもの見たさの方はぜひ一度。
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・店名 福蘭
・住所 東京都渋谷区神宮前3-39-4
・電話 03-3405-7803
・備考 いきなり休むこともあります。
・オススメ 取材拒否ということで対象外(笑)。
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関東では久々に少し大きめの地震がありましたね。ということで、チョイと地震対応のグッズのご紹介を。
ポータブルのソーラー充電器、アメリカのVoltaic Systems社の「Fuse Solar Chager」です。
もともとはアウトドアを楽しむために作られた製品らしく、バッグに装着できたり、はたまたバッグそのものに一体化されていたり、自転車のキャリアに装着できたりするのですが、先日NHKの「おはよう日本」の中の「まちかど情報室」というコーナーで採り上げられたことで震災対応グッズとして注目を集めているようです。
一番安いもので16,800円。もう少し安いといいですね。
はい、金曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。
昨日の続き、恵比寿「ビストロ間(あいだ)」のディナー後半戦です。
・メイン 真鯛のパイ包み 雲丹のソースとサバイヨンソース
旬のアスパラガスと共に
・くずし 長州赤鶏と新ごぼうのご飯 Aidaスタイル
・デザート ホワイトチョコレートのムースと厳選オレンジのグラニテを
バニラアイスクリームと共に
実はこちらのお店でメインに魚をチョイスしたのは初めて。
添えられたウドはシェフの実家から送られてきたものということです。鯛の良い香りにこのウドの香りがアクセントに。
そしてパイ包みの上に乗せられたアスパラガスは、普通のアスパラガスではなく「アスパラソバージュ」という種類だそうです。ソースは思っていたよりも、雲丹のせいでしょうか、かなり濃厚で力強いもので、食べ応えのあるメインディッシュでした。
いつも通りガルニチュールの野菜はstaubのココットにたっぷりと。実はこれも楽しみだったりします。
メインディッシュの後は、これまた毎度楽しみの「くずし」。
今日は鶏ごぼうご飯。ピンクペッパーが鮮烈な印象です。
デザートは…。
またまた友人たちがお祝いをしてくれまして…。
いい歳して、いったい何回祝ってもらったら気が済む?とツッこまれるのはイヤなので、もう写真は載せません。隠蔽です。
いやいやホントみなさんありがとうございます。
これにて(たぶん)今年の誕生日ウィーク終了。
今回も大満足のディナーでした。
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・店名 ビストロ間(あいだ)
・住所 東京都渋谷区恵比寿1-16-33 第2ASビル1階
・電話 03-5422-9685
・備考 料理良く、サービス良く、今のところ死角なし。
・オススメ ☆☆☆☆★(4点)
・関連記事 2011年3月25日 「恵比寿 ビストロ間(あいだ)(後編)」
2011年3月24日 「恵比寿 ビストロ間(あいだ)(前編)」
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若者たちの間ではスマートフォンには「スマホ」という略称がほぼ定着しているみたいですね。「スマフォ」ではなく「スマホ」。
まあ、この「スマホ」、近いうちに従来のガラケー…もとい「フィーチャーフォン」を駆逐するような勢いなので、そのうち「スマホ」なんていう呼び方も廃れて、ただの「ケータイ」と呼ばれる日が来るのもそう遠い話ではないのかもしれません。
なんと「スマホ」の新機種が9機種。「フィーチャーフォン」の新機種が11機種なので、数の上ではまだ「フィーチャーフォン」が優勢ですが、話題性では完全に「スマホ」の勝ち。今回の夏モデルあたりで今まで様子見だったdocomoユーザーが堰を切ったように「スマホ」に機種変更するのではないでしょうか。
個人的にはSONYファンなので従来の「Experia arc」に赤外線通信機能やおサイフケータイ機能、ワンセグなど、日本的な機能を全部乗せしてきた「Experia acro」。これが気になりますね。
デザインはさすがSONYだし、最初っからこういうヤツ出してくれていたらなあ。
これから「スマホ」に乗り替えようという方には選択肢が増えて、選ぶ楽しさもありますね。
はい、木曜日の夜も…と言いたいところですが、現在金曜日の朝6時。
更新が遅れてスミマセン。
LifeTeriaブログの時間です。おはようございます。
恵比寿の人気レストラン、「ビストロ間(あいだ)」に6人で夕飯を食べにいってきました。
この時期の夜は暑くもなく寒くもなく、レストランの行き帰りも快適ですね。
・アミューズ シェフからの小さな贈り物
・前菜 Aidaスペシャリテ
色彩り野菜のパフェスタイル トマトをテーマに
・前菜 旬の野菜を層にした穴子のオペラ
蜂蜜キャラメルソース プティブーケを添えて
アミューズは苺をくり抜いてフォアグラを詰めて、まるで菓子のようにコーティングしてあります。苺の酸味と香り、チーズを使ったソースが絶妙のバランスで、最近食べたアミューズの中では一頭地を抜くすばらしいものでした。
前菜の一品目は、トマトをテーマに、パプリカのムース、燻製のサーモン、コンソメジュレなどを層にした「パフェスタイル」。
崩すのがもったいないのですが、スタッフの方の「グチャグチャに良く混ぜたほうがおいしい」というアドバイスで、思い切ってグチャグチャに(笑)。
あ…。ウマい。これ食べている時は6名全員会話を忘れて料理に熱中。野菜にもこだわるこのお店らしく、ほおずきトマトみたいな変わった食材の姿も見えます。
前菜の二品目は穴子と野菜を使った料理。
ケーキのオペラを模して、ジャガイモのピュレをベースに旬の野菜を何層も重ねて、上に穴子とジュレをのせた、見た目にも美しい前菜。甘味の強い蜂蜜のソースで。
穴子も独特の香りというか癖がありますから通常は味付けが強めの調理が多いと思うのですが、こちらはライトな味わいなのに癖もなくとても洗練された穴子の使い方。感心しました。
なかなかすばらしいディナーのスタートにメインへの期待も高まります。というわけで、メインはまた明日。
ではでは…。あ、仕事行かなきゃ。
地震関連グッズ。
「地震感知 充電たまご SP-230E」(11,550円)
震度4〜5以上の地震が来るとサイレンと光で危険を知らせてくれる、懐中電灯、携帯電話充電器一体型ラジオ。
楽天では5,800円で売っていますが、いま大人気で入荷は9月以降とか。
もう一つ。こちらはインパクトありますよ。
「空調服」。
製作、販売はその名も株式会社空調服という会社です。会社の意気込みを感じる社名ですね。
空調服、どういうものかと言いますと、服に電動ファンを装着し、強制的に空気を排出することで体温の上昇を防ぐというものです。
羽田孜元首相が推進した「省エネスーツ」がパッシブタイプのクーリングスーツならば、こちらはアクティブタイプということになります。強制空冷ですね。
この夏、空調温度の設定変更で気温が上昇した工場やオフィスの中で活躍してくれそうな頼もしいアイテムです。
…が、こ、これはどうなんでしょう。
「混紡半袖ブラウスタイプ空調服 K-200B」(12,400円のところ特価9,900円)。
これをオフィスで着るのは…勇気が要ります…。
はい、LifeTeriaブログの時間です。
またまたスイーツのネタを。
麻布かりんとの「やわらかかりんと レーズン」。
かりんとう。なのにレーズン?
ちょっと怪しい感じですが、とりあえず食べてみましょう。
おお?確かにレーズンの酸味を感じる…。そしてそこはかとなくシナモンの香り。
このテの意外性のある組合せ、ハズすと悲惨ですが、これはアリですね。
サイトを見るとあるはあるは、蜂蜜、抹茶、キャラメル、メープル…。「カレーかりんと」なんてのもある!
食べる前はだいぶ警戒していたレーズンが意外にウマかったので、他の種類もぜひ試してみたいものです。
ほんとうにひさかたぶりの出張で北関東、栃木県の那須塩原市まで出かけてきました。
雲がやや多かったものの、皐月の明るい日差しを浴びた新緑が水田の水面に映る様子がなんとも日本的で心が安らぎました。
重厚な造りの日本家屋、青緑に霞む山々、鬱蒼と暗い鎮守の森。
数百年もの間それほど姿を変えず、往時の景色を今に伝える、日本の原風景とも言えるこういった景色は世界に誇れる美しいものと思いますが、これをぶち壊すのが新幹線の沿線にずらり建ち並ぶ企業の広告の看板。
無粋とはこういうことを言うのでしょう。
東京都では2007年から景観条例で歴史的に価値のある区域、臨海部などの屋上広告を禁止しました。日本には美しい田園風景を始め、たくさんのすばらしい風景があります。東京だけでなく、日本全体で看板の制限ってできないものでしょうか。
翻って、今回の震災で未曾有の被害を受けた東北地区。
まだまだ日々の暮らしにさえ困窮する状態ですが、この復興の過程を第二次世界大戦後に急速に失われてしまった美しい東北の風景を取り戻すきっかけに、という期待の声もあります。
山本周五郎は名作「青べか物語」の終章で、30年ぶりに訪問した浦安町(作中では「浦粕町」)について、このように書いています。
1960年のことですから、今から半世紀も前のことです。
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これが広い荒地の中に、澄んだ水を湛えていたあの一つ入だろうか。藻草が静かに揺れている水の中を覗くと、ひらたというからだの透明な小さな川蝦がい、やなぎ鮠だの、金鮒などがついついと泳ぎまわっていた。私が青べかを繋いで鮒を釣った川やなぎの茂みはどの辺に当たるのだろうか、いまでは底が浅くなり、灰色に濁って異臭を放ちそうな水が、流れるでもなくどろっと淀んでいる。日本人は自分の手で国土をぶち壊し、汚濁させ廃滅させているのだ、と私は思った。(中略)川は悪臭を放つままに任せ堀は片っ端から埋め、丘を削り、木という木は伐り倒し、狭いでこぼこ道に大型バスやトラックが暴走し犇き、空地にはむやみ無計画にアパートを建て並べ、公明選挙だといわれるのに何十億とかの金が撒きちらされるという、──よそう、私は本当はそんなことに怒りは感じてはいない、日本人とは昔からこういう民族だったのだ。
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周五郎が変わり果ててしまった浦安を嘆いてから半世紀。
安全で便利な生活を享受しつつ、日本的な美しい風景を取り戻せないものでしょうか?
はい、LifeTeriaブログの時間です。
昨日に続きスイーツのネタを。
せっかく日本的なもの、の話題に触れましたので、和のスイーツを。
先日頂いた京都は大原、「豊寿庵」の大福です。
ここの大福、定番の漉し餡やつぶ餡といったものだけではなく、ブルーベリー、ずんだ、カスタードなど変わりダネの大福も人気なんだそうですが、頂いたのは「塩こし餡」「塩つぶ餡」「塩よもぎ」の3種類。
餡にこだわり北海道十勝産の小豆のみを使用しているそうで、その上品で後味のすっきりした甘さに、日ごろあんこものはあまり食べないぼくもおいしく頂きました。
ごちそうさまでした!
約1年ぶりとなる健康診断を受けてきました。
この歳になると、みんな憂鬱になる「アレ」があるんですよ。
「アレ」とはバリウムによる胃部X線検査。たいていのひとがバリウムをグイっと飲み干すのが苦手と言います。
実はぼく、けっこう平気。鈍感なんでしょうか?
でも、実はこんな恐い情報もあるんですよね。
「胃バリウム検査で癌になる?」
http://www.interkarte.or.jp/12doc/main99.html
バリウムによる検査は、胃癌の早期発見を目的とするものなんですが、この記事によると、検査の際に相当の放射線被曝がありこの放射線被曝が癌を誘発すると。また食道の病変の発見が難しい、ともあり、バリウム検査の安全性、有効性に対して疑問を投げかけています。
まあ若いみなさんには関係のない話ですね。
はい、LifeTeriaブログの時間です。
更新が遅くなってしまいスミマセン。ベッドの上でちょっと横になって気づいたら朝5時。「めざにゅ〜」が始まっていました。
久しぶりにスイーツのご紹介。
ここ数年口にする機会が増えたスイーツにロールケーキとマカロンがあると思うんですけど、どちらも一過性のブームというよりもしっかり定番スイーツとして根付いている感じがしますね。
マカロン、ぼくももちろん好きなんですけど、
・有名店のマカロンはけっこういいお値段がする
・そうかと言って安いマカロン買うと失敗率が高い
…ので、自分では買わないスイーツの筆頭です。
今回ご紹介するのは、もちろん(笑)頂きもののマカロン。
「ル・パティシエ・タカギ」、おなじみ高木康政シェフのお店のものです。おいしいマカロンの条件としては、
・サクリ、でもシットリ、でもない微妙な食感の生地
・使っている材料の風味
・目で見ておいしい、見た目のかわいらしさ
…といったところだと思うのですが、おいしさの決め手は特に一番目の生地の食感によるところが大きいと思います。
おいしくないマカロンは妙にボソボソモソモソした食感で、もうその時点で素材の味や風味が良くてもおいしさを感じられなくなってしまいますね。
まあ、食べる方は「サクサク感が足りない!」「シットリ感がいまひとつ?」なーんて勝手なこと言いますけど、ダコワーズもそうですが、このテの生地っておいしさのスイートスポットが狭くて実はけっこう難しいんでしょうね。
「ル・パティシエ・タカギ」のマカロンはもちろん大切な生地の食感も素晴らしく満足できるおいしさでした。
頂いたのはショコラ、フランボワーズ、ピスターシュなどなど。
どれもそれぞれにおいしかったのですが、フランボワーズがいちばん素材感があってお気に入り。
あー、きっと高いんだろうなあ。と思いつつありがたく、遠慮なく頂きました。
ありがとうございました!
先ほど首都高を使って帰宅したんですけど、暗い!
節電対策の一環として道路照明を消灯しているんですけど、こういう安全に直結するような箇所の節電はやりすぎでは?
現在夜間の電力需給がそれほど逼迫しているとは聞いていません。
こういうことを決定する人はだいたい自分で運転しないひとでしょうから、あまり気にならないのでしょうか?
これから夏場を迎えるにあたって、電力使用量の削減に心がける必要がありますが、ぼくの働くオフィスではこの時期にすでに30℃を突破。
昔と違ってコンピュータなどの熱源が多く、また窓を開けての自然換気を考慮していない建物の構造が原因でしょう。
もうすぐやってくる梅雨時期、そして真夏の暑さを想像していまからうんざりするここ数日ですが、サマータイムを導入する?夏休みを分散させる?たくさんの議論がある中、このような意見もあります。
DIAMONDonline
「『サマータイムよりも昼休み2時間』が、夏場のピーク時電力削減に大きな効果を上げる理由」
確かになんでもかんでも節電するよりも、とにかくピーク時の電力を削減することが大切。
こういう簡単なことを理解できず、やみくもにとにかく節電を、と言い出す我が国民性。
だから真夜中の首都高まで真っ暗になっちゃう。
節電はたいせつですが、精神論的な節電よりも実効性のある対策をお願いしたいところです。
はい、日曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。
夕方、年若い友人たちに呼び出され、表参道まで出掛けてきました。
基本的に、たいていはぼくが誰かを誘ってゴハンに行く、飲みに行く、というパターンが多いので、こんなふうに、しかも当日に呼び出されるのは珍しいんです。
ま、でもこういうふうに誘って頂けるのは嬉しいことなので、喜んでお邪魔させて頂くことに。
今夜の夕飯は友人が予約を取ってくれた「AWkitchen figlia」。
中目黒にある人気イタリアン「AWkitchen」の姉妹店だそうです。
・菜園バーニャカウダ
・香川県の眞鍋さんのグリーンアスパラガスのソテー フライドエッグ添え
・ピンクジャガイモと鱈のブランダード
・トロフィエ 100%手作りトマトソースの絶品アラビアータ
・菜の花とアンチョビの軽いクリームソース
ここまででけっこう腹一杯になったので、セコンドはパスしてドルチェへ。
野菜のおいしさにこだわっているお店らしく、ドルチェにまでアスパラガスや牛蒡を使ったメニューが並びます。ぼくは「アスパラガスのパンナコッタ」をチョイス。
すると…。あれ?店内の照明が落ちて音楽が替わったけど?まさかオレ?
おいおいおいおい、若人たち、オジサンのためにこんなことしてくれちゃって、出来過ぎですよキミたち。
いやいやいや、店内の他のお客さんまで拍手してくれちゃって。照れくさいけど嬉しいです。
ちなみにこの日、店内には某有名美人女優のNMさんがいらっしゃったので、今年のバースデイはNMさんにもお祝いして頂いたことになりますね(笑)。
ホントありがとうね。感謝。
19時に食べ始めて23時まで。ゆったりとステキな、そして想い出に残る良いディナーでした。
チャリティガーデンバーベキューパーティにご参加頂いたみなさまへ。
趣旨にご賛同頂き、そして忙しいなかご参加頂きほんとうにありがとうございました。
また、せっかくお申込み頂いたのに定員オーバーでお断りさせて頂くことになってしまったみなさまにはお詫び申し上げます。
68名という大勢の方によるバーベキューだったので、ドリンクの準備などに時間がかかりご迷惑をお掛けしましたが、楽しんで頂けましたでしょうか?
そしておなかは一杯になりましたでしょうか?
それにしても天気にも恵まれ、やはり5月のバーベキューはいいものですね。
紫外線が強くて、受付スタッフはバーベキュー開始前にすでに日焼けしていましたが…。
事前にご案内させて頂いた通り、参加費の中からひとり当たり200円をチャリティとして今回の大震災復興のために募金させて頂きます。
200円×68名=13,600円。
もちろん、みなさんが日頃飲み会の誘いを断って遅くまで残業したり、上司の激しく寒いギャグに愛想笑いしたり、CEOがTwitterで「やりましょう」と簡単に引き受けちゃってそのプランの実現に東奔西走することになったりしながら稼いだ貴重なお金をチャリティに使って頂いたということもありがたいことですが、貴重な時間を割いてイベントにご参加頂き、震災のこと、そしてこうして東京ではようやく平和な暮らしに戻りつつある(もちろん、経済状況やこれからも向き合っていくことになる放射能汚染の問題など、東京とてまだまだ平時とは思っていません)ことに思いを馳せる時間を作って頂いたということが何よりありがたいことだと感じています。
重ね重ね御礼申し上げます。
なお、募金先については、被害が甚大であったにもかかわらず、東北の被害の影に隠れて支援が手薄と言われている「北関東」あての募金を考えています。
募金先などについてご意見がある方は、ぜひコメント、メールなどでお知らせ頂ければ幸いです。
また、募金が完了しましたら、その旨のお知らせをさせて頂きます。
今回は、同じ日本の中に食糧事情で苦労されているかたがまだまだたくさんいらっしゃるというタイミングでもあり、食材はなるべく無駄を出したくない(…基本的に、地震に関係なく、いつでもお店で残すことは悪という考えなんですけど)、という意向はお店にもお伝えしていたのですが、店舗側としてはお客様に十分に満足頂きたい、食材が足りないことはお客様に失礼、という考えがあり安全サイドで量を決定したので、やはり多少食材が余ってしまいました。
これについては今後お店側ともなるべく無駄が出ない方法を協議していきたいと考えています。
最後になりますが、ボランティアで受付などのスタッフをお願いした方、そして「焼き方」をお願いした方、二次会の幹事をして頂いた方など、運営にご協力頂いた方には心より感謝申し上げます。
ほんとうに、ほんとうに嬉しいことに、多くの方からご好評の声を頂くことができましたので、ぜひ第2弾も企画したいと考えています。
もっと暑い時期なら夕方〜夜のバーベキューなんてのもいいかな…。とちょっと考え中。
すみませんいつもと違いちょっとマジメな文章になってしまいました。
お詫びにコレを見て和んで下さい。
2011年度上半期、今のところ笑ったテレビ、ベスト3に入る出来でした。
http://www.youtube.com/watch?v=u-tmKlhZr_4
一昨日、ちょうど震災の日から2ヵ月経った5月11日のニュースなんですが、トリンプインターナショナルジャパンが、「Support Japanブラ」を公開しました。
コルセットと巻きスカートからなるこのセット、世界36の国と地域のトリンプから日本のトリンプに寄せられた54通の手書きの応援メッセージがプリントされているそうです。
動画はこちら…。
http://www.youtube.com/watch?v=BQIcj-RGfmA
残念ながらこれ、非売品。
でも、同社では現在「1ブラ→1ラブ」キャンペーンを開催中で、対象商品を買うと売上げの一部が寄付金になるそうです。
ちなみに、ホントにホントに蛇足の情報ですが、1965年の北アメリカ大停電の際は出生率が上がったことが認められたとか。その後も、1977年のニューヨーク大停電、2001年のアメリカ同時多発テロの後も出生率が上がっているとのこと。
え?なにも考えてないですよ。ホントにホント。
はい、金曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。
明日はいよいよ復興支援チャリティ、ガーデンバーベキューパーティです。
天気は五月晴れ、15時の気温は25℃。南南西の風、風速5m/s。
風がちょっと強いけど、気持ちいい天気になりそうです。
60名オーバーの盛大なバーベキューになる予定です。
写真は先週の豊洲付近。
明日もこんなにキレイな夕焼けが見えたら嬉しいな…。
ではではおやすみなさーい。
あの地震からようやく2ヵ月が経ちましたね。
普段の2ヵ月よりずっとずっと長い2ヵ月だったような気がしますが、みなさんはいかがだったでしょうか?
だんだんと余震の回数も減ってきて、少しホッとする最近ですが、落ち着いた時こそちゃんと万が一のときのために食料や日用品の備えをしておきましょう。そう言えば、ちょうど1ヵ月前のブログで「予備のメガネの用意」ということに触れたんですが、ぼく自身、目がメチャメチャ悪いので、万が一コンタクトもメガネも無い!なんていう状態になったらかなーり困ります。
でも、今はこういう便利グッズがあるんですね。
「アドレンズ エマージェンシー(4,980円)」。
度数が変えられるという不思議なメガネで、初回生産分の1,000本は今回の震災の被災者に提供されるということです。
これはあくまでも「エマージェンシー」、緊急用なので、自分用には安いメガネを一つ作っておいて、非常持出し袋の中に放り込んでおいてもいいですよね。最近は5,000円くらいでもけっこうちゃんとしたメガネを作ることができますから。
はい、雨の木曜日もLifeTeriaブログの時間です。
オネエ系の方に恵比寿に絶品シンガポール料理屋さんがあると聞いたので、雨の中恵比寿まで出かけてきました。恵比寿駅西口を出て、そのまま山手線の線路に沿って目黒方面へ。
今夜の夕飯はシンガポール料理レストラン、「新東記(シントンキ)」です。
・サンバルきゅうり
・キャロットケーキ
・ごま蝦春巻き
・フライド雲呑
・チャーケクェイティアオ
・チリプロウン、揚げパン
・チキンカレー、ロティ
・海南鶏飯
えっとねえ、男3人。しかも全員仲良く烏龍茶2杯ずつ(全員下戸)。
で、会計がひとり5,000円。これって食べ過ぎじゃね?
やっべーオレ来週健康診断だった(笑)。
味は同じく恵比寿のシンガポール料理レストラン「海南鶏飯食堂」に比べてローカライズされていない本場感あるものでした。チリプロウン(海老のチリトマトソース炒め)なんて、けっこう辛かったですよ。
普通に食べれば3〜4,000円程度で満足かと思いますし、気軽に本場感のあるシンガポール料理を楽しめる良いお店と思いますが、ぼくは料理の洗練度、お店の雰囲気などなどを総合して「新東記」<「海南鶏飯食堂」かな。
あ、なぜか店の中に悠然とワンコが寝ていました。たぶん彼女がこの店のオーナーと思われます(笑)。
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・店名 新東記
・住所 東京都渋谷区恵比寿南1-18-12 竜王ビルII2階
・電話 03-3713-2255
・備考 日曜日はお休みです。
・オススメ ☆☆★★★(2点)
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誕生日一夜明けたサイキです。
もうずいぶんいい歳になりましたが、昨日頂戴した誕生日のメッセージでステキな逸話を教えて頂きました。
皆さんファーブルってご存知ですよね。そうです、ジャン・アンリ・ファーブル、有名な「昆虫記」の著者です。
ファーブルが「昆虫記」の執筆を本格的に開始したのは40歳のころと言われています。そして、その第1巻が発行されたのはファーブルが55歳のとき。それから約30年という永い年月をかけて、全10巻の「昆虫記」が完成、刊行されました。
当初は「昆虫記」の売行きも芳しくなく、老齢となったファーブルは貧困に苦しみますが、その正当な評価を得ることができたのは87歳のとき。「昆虫記」の素晴らしさはようやくひとびとが遍く知るところとなり、当時のフランス大統領はファーブルに年金と第五等のレジオンドヌール勲章を授与することを決めたということです。
こういう話を聞くと、ことを為すのに遅すぎることなどない、という気持ちになりますね。
さて、昨夜の誕生日当日。
やることがなーい。と思っていたら、心優しき友人たちが宴の開催を提案してくれました。
え?いいの?やっちゃうよ?というわけで、急遽夕方からみなさんに生誕記念祭(笑)開催のご案内メールを。
ホント計画性なくてすみません。
会場はE子ちゃんからの提案で、彼女が懇意にしている恵比寿「京都まろまろ」。
京都の素材を使った和食ダイニングなのですが、インテリアは落ち着いた色使いとグッと落とされた照明でムードのある大人のスペース。外の様子を窓から眺められるカウンター席、カッコいいです。
あんな時間から、そして悪天候にもかかわらず、たくさんの心優しい友人たちが集まってくれて、ホント恐縮、感激です。
そして最後にはサプライズのバースデイケーキまで!
いやいやいやいや、ホントありがとうございます。ビックリしました。
昨夜はお店はほぼ満席、もっとも忙しい時間の中で、しかも短時間でこんな立派なケーキを作ってくれていたなんて!
用意してくれたE子ちゃんにも感謝、お店のスタッフさんにも感謝です。
ほんとうにみなさん、ありがとうございました。
それからプレゼントまで頂いてしまい、なんだか皆さんに気を遣わせてしまって申し訳なく思います。
そして、もっと早く知らせてくれたら行ったのに!というお叱りとお祝いのメール、電話を下さった方、重ね重ね計画性ないヤツでスミマセン。
来年からセルフプロデュースでやっちゃおうかな(笑)。
良い誕生日でした。
1969年の5月10日、土曜日の未明に東京都立広尾病院に生まれました。だから初めて呼吸した空気は渋谷区恵比寿の空気ということになります。割とシティーボーイでしょ?
今日でそれから42年。
たくさんの方から好意と温かい支援を頂き、なんとか今日もここにいます。
せっかくの誕生日ですから、佐藤尚之さんのサイトで知った、マーク・トゥエインによるちょっとステキなことばを自分に贈ることにします。
「Life is short, break the rules, forgive quickly, kiss slowly, love truly, laugh uncontrollably, and never regret anything that made you smile. Twenty years from now you will be more disappointed by the things you didn't do than by the ones you did. So throw off the bowlines. Sail away from the safe harbor. Catch the trade winds in your sails. Explore. Dream. Discover.」
…え?お前らしくない、オモシロクないぞ。と。
はいはいそうですよねえ。
じゃあ、衝撃的におもしろい地方TVCFをご紹介するからご勘弁を。
鹿児島にある「西日本シロアリ」のコマーシャル。
もうね。衝撃的におもしろいですよ。
ファ○タとソフト○ンクのTVCFをパクってつなげたヤツとか最高。いや、パクったとか言っちゃいけないですよね。オマージュ、です。オマージュ。
http://www.youtube.com/watch?v=5yLIZcCl9IE
http://www.youtube.com/watch?v=ZSNcfcM4yMs
http://www.youtube.com/watch?v=yIwHKWc5P1E
はい、いかがだったでしょう。
それでは昨日の続き、西麻布「DAL MATTO」の夕飯、後半戦です。
・肉の前菜
・パスタ
・セコンド
・ドルチェ
肉の前菜はこのお店の定番、自家製ハム。
パスタは鯵と筍、季節を感じさせる一品。パスタの量は小、中、大と選べるのですが、ついつい大盛りにしてしまいました(後で後悔…笑)。
おいしいことはおいしいんですけど、パスタの絶品率が高いこの店にしては、普通。以前このお店で鰆と長葱のパスタを食べたことがあるんですけど、あれはウマかったなあ。
セコンドはあさの豚のロースト。栃木県にあるあさの牧場で育てられたあさの豚は、脂の部分が実に甘くいい香り。味付けは薄めですが、岩塩の旨味で味が引き締まります。
ドルチェは…。お誕生日用にデコレ―ションがされたキャラメルのジェラートとガトーショコラ。ああ、お腹が空いていたらどんなにかおいしいんだろう…。しかしパスタを大盛りにしてしまい動けないほど苦しい。
今夜も質、量ともに満足なディナーでした。
お任せでウマいものを気軽にそして腹一杯食べたい。そんな時に思い出してほしいお店です。
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・店名 DAL MATTO 西麻布本店
・住所 東京都港区西麻布1-10-8 第2大晃ビル 地下1階
・電話 03-3470-9899
・備考 当日予約専門の姉妹店「OGGI DAL MATTO」もあります。
・オススメ ☆☆☆☆★(4点)
・関連記事 2010年08月06日「西麻布 DAL MATTO」
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俗に、自分の年齢を「3」で除すると、いまの年齢を24時間に換算した数値が出せると言います。
明日5月10日、めでたく42歳になるサイキの場合はこうなります。
42(歳)÷3=14(時)。
う…ん。14時ね。もう午後も少し過ぎちゃっているわけですよ。
しかし。ちょっと待て。
これって逆算すると24(時)×3=72(歳)で、人生の終幕を72歳にセットしているわけですよ。
いやいや、オイラはもっと長生きしますから。こちらでやってみましょう。
「人生の時計-あなたの人生、いま何時?」
生年月日は1969年5月、と。ポチッとな。
「あなたの人生はいま、12時45分」
「太陽は空高くキラキラと輝いています。 真昼のおひさまの日差しを浴びていると、力がみなぎってくるような気がしませんか?その調子で、午後もたっぷり楽しみましょう。」うん、いいねえ。まだまだ真っ昼間。人生はこれからですね。
でもねえ、同じ5月10日生まれの有名人にはシド・ヴィシャスもいるんですけど。
享年21歳。
俺、42歳。すでにダブルスコア。
過ぎた時間は取り戻せない。
でもこれからの残りの時間の進み方を変える方法はあります。
みなさん、当然アインシュタインの有名な「特殊相対性理論」については書物で勉強したことが…ありますよね…一般教養として…。
え?オイラ?…ぶ、文系ですから(汗)。
ま、簡単に言うと光速に近づいて行くと時間の流れが遅くなっていくということなんですが、それを実感させてくれるiPhoneアプリがあるそうです。
「アインシュタインの万歩計 (Einstein's Pedometer)」
http://itunes.apple.com/us/app/einsteins-pedometer/id427443192
この記事によれば、件のアプリを使い近所を散歩してみたところ「0.00021440ナノ秒」時間が「延びた」ことを測定できたそうです。
なんだかわかったようなわからないような。
はい、連休明けの月曜日もLifeTeriaブログの時間です。
明日は誕生日ということで誕生日ウィーク第一弾。
大好きな西麻布「DAL MATTO」で夕飯です。
・アミューズ
・野菜の前菜
・冷製パスタ
・魚の前菜
野菜の前菜はぜんまいなどの山菜、牛蒡、島らっきょう、大根の種(食用)など10種類の材料を使って。どれも土の味を感じる素朴で力強い前菜。
そして実はぼくがこのお店でいつも楽しみにしている冷製パスタ。
今日は苺と苺のジェラートを乗せて。酸味と甘味とオリーブオイルの絶妙なコンビネーション。
魚の前菜はつぶ貝とじゅんさい、あおり烏賊など。生のあおり烏賊のネットリした食感、火を入れたゲソのコリコリ感が印象的。
後半戦は明日に続きます!
「コンフォート・フード」ということば、ご存知でしょうか?
アメリカでもイギリスでも通じる言い方のようですが、子どもの時から食べ慣れていて、これを食べるとホッと心が安らぐような素朴な料理のことを指すようです。
アメリカだと具体的にはハンバーガーやフライドチキン、グリルドチーズ(チーズのホットサンドイッチ)なんてものが該当するようです。
アメリカ、特にニューヨークでは、最近ファインダイニングと呼ばれる高級料理店よりもこの「コンフォートフード」レストランの開店が目立っているそうです。
Soho地区にある「Burger&Barrel(バーガー&バレル)」はこの一派の代表的なレストランなんだそうで、こだわりのハンバーガーが大人気とか。
でもさ、それっていわゆるファーストフードじゃん?なんて思ってしまいますが、いわゆるファーストフードとの相違は、大量生産ではなく、吟味された材料を使い昔ながらの製法で作る「上質な」カジュアルフードである、といったところにあるようです。
はい、ゴールデンウィーク最終日、LifeTeriaブログの時間です。
翻って我が日本。
日本にはコンフォートフードってあるんでしょうか?
日本だとさしずめおふくろの味、って感じでしょうか。
じゃあ、こんなのはどうでしょう?
白金「あかね食堂」。
こだわりの食材を使って上質な定食を作ってくれる「大人の定食屋」です。
場所は恵比寿駅から白金方面に向かって歩き、首都高目黒線とぶつかるあたり、まさにその首都高目黒線の高架下にあります。
高架下といっても、この一帯、なぜか今どき感あふれる飲食店が軒を連ねていて、うらぶれた感じはありません。お隣にはこれまたイイ感じの「白金バル」があります。
「あかね食堂」、おいしそうな一品料理もあり、小料理屋、居酒屋としても使えそうですが、ぼくは最初っから定食がお目当て。
焼魚や刺身、生姜焼きなどの定番定食は1,000円〜1,500円くらいでしょうか。
メニューに載っている一品料理にご飯と味噌汁を付けて定食にすることもできるそうで、ぼくは定番定食メニューにはない、せせらぎポークのロース肉グリルを定食にしてもらいました。せせらぎポーク、群馬県で清流の水で育てているおいしい豚肉だそうです。
栄養のバランスを考えて、小鉢3種セットも。こちらはパプリカのムース、きんぴらごぼう、スナップえんどうとオクラのマリネ(ちなみにオクラって英語だとOkraなんですよね。日本語じゃなかったんですね)。
せせらぎポークのグリルは、ゴロリとローストしたニンニクとローズマリーの風味で。イタリアン風ですね。
これでご飯と蜆の味噌汁…?
いや、これがなかなか乙なんですよ。パンじゃなくてご飯。悪くないです。
おいしそうなメニューがたくさんあるので、うっかり頼み過ぎるとまあまあの会計になってしまいますが、定食にチョイとビール飲むだけならば1,000円台の支払いで済む大人の定食屋。
ちょっと交通の便が悪いのが難点ですが、再訪してみたいと思います。
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・店名 あかね食堂
・住所 東京都渋谷区恵比寿3-49-1
・電話 03-3280-7075
・備考 日曜日定休です。
・オススメ ☆☆☆★★(3点)
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昨日一昨日で書ききれなかった5月5日の旅サラダ、最終回を職業:旅人(©ヒデ)のサイキがお送りします。
宿も決めず行き当たりばったりの旅なので、今夜の宿の予約をしたのは前日の「毒沢鉱泉」からでした。
しかし、秘湯たる「毒沢鉱泉」、EMOBILEは圏外(正確に言うとつながる気配はあるんだけど、実用的なスピードが出なかった)。
幸いdocomoのスマートフォンは回線バッチリ。ああ、スマートフォンに機種変更しておいて良かった。
早速小諸〜佐久あたりで温泉宿を検索します。
本命は小諸の山の上、標高2,000mの「高峰温泉」だったのですが、満室。
悔しいのでここは日を改めてもう一度トライすることにして、他の温泉を探します。
しかし、祝日と休日の谷間の平日とはいえ、ゴールデンウィーク真っ最中。前日に電話しても…。当たり前ですがどこもここも満室。
ようやく見つかったのは小諸は中棚温泉、島崎藤村が愛した「中棚荘」。ここは旅館のクオリティとしては申し分なさそうだったんだけど、一泊18,000円。
うーん。チト予算オーバー。
もう一軒は佐久市春日温泉、「かすが荘」。こちらは11,500円。
ナイス!「かすが荘」。ここに決定。
スマートフォンで調べると、この「かすが荘」、「東京聖徳学園」が所有する研修施設で、聖徳大学附属女子中学校、聖徳大学附属女子高等学校の生徒さんが研修で宿泊する施設なのですが、学生さんが使わない時は一般客に解放しているとのこと。
夕方宿に到着すると…。
この日は一般開放の日なので、当然、当然、女子高生の姿はありません。
建物の外観からはセミナーハウスというような印象は受けず、普通に温泉旅館と言われれば納得してしまうような風情。
豪華ではありませんが、温泉街にあるリーズナブルな温泉ホテルくらいのイメージです。
さて、今夜も夕飯前にひとっ風呂浴びますか。
まあ、正直に言うと学校の施設でしょ?言うなれば合宿所でしょ?大した温泉は無いと内心ふんでいたんですけど。
いや、すばらしい温泉でした。申し訳ない、「かすが荘」。
温泉はここを源泉とする湯と、春日温泉の共同加熱の湯と二種類。しかも掛け流し。こりゃいいね。
そして露天風呂からは、桜が咲く美しい庭園が眺められて、ぬるくゆったりと入っていられる湯とあいまって極楽。
聞けば、春日温泉の開湯は約300年前、古くから湯治場として知られていた由緒ある温泉なんだそうです。
ちなみに泉質はアルカリ性単純温泉、特に美肌効果に優れるということで、オッサンの肌もツルピカですよ。
風呂のあとはお待ちかねの夕飯。大広間をずいぶんと広く使ってひとり宴会。なんだこの無駄感(笑)。ご飯足りなかったらお代わりしますのでお電話くださいね…と仲居さん。ご飯はお櫃にお茶碗ではなく、丼にてんこ盛り。ナイス!「かすが荘」(笑)。
山里らしく恋の煮付け…。もとい、鯉の煮付け、牛の陶板焼きがメイン。
陶板焼きの牛肉は…きっと信州牛だ。そうだそうだ、そう信じよう(笑)。
食後少し休息して、夜にもう一度風呂に入りに行くと大浴場も露天風呂もひとりじめ。極楽極楽。
11,500円の宿にしては悪くなかったです、「かすが荘」。温泉情緒はありませんけど。
さて、せっかくなので旅の景色も少しアップします。5月の信州は花の盛りでした。いたるところに桜が咲いていて、遅い花見を満喫しました。
桜の写真1枚目は下諏訪のお寺さんのいい感じの山門の前で撮影。信州はいかにも由緒正しそうな立派なお寺が多く、神社仏閣もゆっくり見たら楽しいんだろうなあ、と思いつつも駆け足で通り過ぎた2泊3日でした。
桜の写真2枚目は南佐久郡小海町の山の中で。フラッと脇道に入り、誰もいない山道にクルマを停めて撮影。
思い返せばこんな気ままなひとり旅を楽しんだのは10年ぶりくらいでしょうか?
すばらしいリフレッシュになりました。って言うか、おまえリフレッシュしなきゃいけないくらい疲れてはないだろう、というツッコミが多数ありそうですが(笑)。
次回は、次回は、次回は…カノジョと出かけます。出かけたいです。
以上!終わり(怒)!
昨日のブログで書ききれなかった5月5日の旅サラダ、続きを職業:旅人(©ヒデ)のサイキがお送りします。
諏訪大社に参拝し、ウマい蕎麦を食べて、いよいよビーナスラインのドライブです。
根っからのクルマ好きのぼくなので、その昔からしばしば「趣味はドライブですか?」って訊かれることが多かったんです。
そのたびに「ドライブ、まったく興味ないです。趣味はサーキット走行」と答えていまして、実際、クルマを動かすのはサーキットへの行き帰りのみ、という時代が永く続いていました。
その頃は、観光地とかチンタラ走ってなにが楽しいんだよー。と本気で思っていましたが、まあ、若かったですね。
この歳でようやく楽しさがわかりました、ドライブ。
美しい景色を見ながら、快適なペースでゆったりとワインディングロードを流す。これはこれでいいものですね。
行き当たりばったりの旅なので、ビーナスラインがどこを走っているか旅立つ前にまったく事前知識を仕入れていなかったんですが、宿で予めもらっておいたパンフレットによると、「蓼科高原」、「白樺湖」、「霧ヶ峰高原(♪きりがみねー、というCMソングは知っているよ)」などを経て、標高2,000mの「美ヶ原高原」に到達する全長76kmの壮大な道路ということがわかりました。
箱根ターンパイク(現在の正式名称は「TOYO TIRESターンパイク」ですね)が全長18km弱ですから、その長さがわかろうかというものです。
途中、ぼくも名前くらいは知っている風光明媚なポイントがたくさんあるので、美しい風景に出会ったらクルマを降りて写真を撮りつつ、のんびりとドライブを楽しむつもりです。幸い、天気は最高、クルマを降りると高原の冷涼な空気が冷たいくらいですが、眩いばかりの陽光が高原の春の訪れを知らせてくれます。空気が澄んでいて、遠くのアルプス連峰もクッキリと美しくその姿を見せています。
3連休最終日ということでクルマの通行量も少なく、自分のペースでドライブできるのでストレスもなく快適なドライブが続きます。最初はあまりの景色の素晴らしさに、パーキングエリアがあるごとにクルマを止めていたのですが、こんな各駅停車では76kmを走破するころには夜になってしまうので、見たいところはたくさんあるのですが、ゆっくり散策するのは霧ヶ峰高原にある「八島ヶ原湿原」だけにとどめておきました。
まったく自然派ではないぼくですが、「八島ヶ原湿原」は日本最南の高層湿原、1年に1mmというペースで泥炭層が堆積し、約1万2000年の時を経て厚さ8mの泥炭層が作り上げられたという世界的にも貴重なスポットということで、散策してみました。夏には一面の緑に覆われるというこの湿原、まだ春浅い5月上旬では枯れ色が目立ちましたが、それでも自然の神秘に触れて大満足。
どんどん暗くなってしまうので、ちょいと(安全運転の範囲で…笑)ペースアップ。ビーナスラインの最終地点、美ヶ原高原に到達する頃にはすっかり寒くなってしまいました。なにせ標高2,000mですからね。
熱い温泉が恋しくなってきたところで、今夜の宿、佐久市の春日温泉、「かすが荘」に向かうことにしました。
思いのほか長くなってしまったので、夕飯はまた次回に(笑)。
5月5日も職業:旅人(©ヒデ)のサイキです。まとめて更新させて頂きます。
せっかく諏訪まで来たのですから、諏訪大社くらいは見てから帰りましょう。
諏訪大社には諏訪湖の南側に「上社(かみしゃ)」として「本宮(ほんみや)」、「前宮(まえみや)」の二宮、諏訪湖の北側に「下社(しもしゃ)」として「春宮(はるみや)」、「秋宮(あきみや)」の二宮があり、四ヵ所の宮から成り立っているんです。参拝したのは宿から近い「秋宮」です。
四ヵ所の宮から成り立っているんです。と言い切っていますが、学の無いサイキ、実は今回初めてそれを知りました。
じょ、じょ、常識ですよねこれくらい(恥)。
でも、諏訪大社と言えば、アレでしょ、アレ。そうそう、「御柱(おんばしら)」。
これはさすがにぼくでも知っています。
間近で初めて見ました、「御柱」。
有名な「御柱祭」は寅と申の年、6年ごとに執り行われる祭で、日本三大奇祭のひとつとして数えられる祭りです。
三大、ってほかはなに?と思いましたが、ほかは「なまはげ」、「吉田の火祭り」なんだそうです(Wikipediaによる)。
「なまはげ」は祭りなんでしょうか…。少々疑問ですが。
さて、この御柱ですが、御柱祭で山から切り出した樅(もみ)の木を下ろし、それぞれの宮の四隅に立てます。つまり本宮、前宮、春宮、秋宮それぞれ4本ですから、16本の樅の木が必要になるわけですね。
諏訪大社と言えば縁結びにもご利益があるということで、もちろんぼくもお祈りしてきましたよ。
そう言えばこんな記事もありました。
「不倫カップルが縁結びの神社にお詣りすると・・・-Yahoo!知恵袋」
「不倫カップルが縁結びの神社にお詣りすると・・・
長野県諏訪市の諏訪大社(縁結びのご利益がある)に不倫カップルがお参りに行くとご利益はあるのでしょうか?(以下省略)」
…知らんがな。そんなもんひとに訊くな。
ぼくにもご利益があることを祈念しつつ、諏訪大社を後にし、今日の楽しみ、ビーナスライン走破へ。ちょうどビーナスラインへ入ったところでお昼時になりましたので、たまたま目に入った、ずいぶんと繁盛している蕎麦屋さんへ。
「登美」という蕎麦屋さんです。
こちらは国産の蕎麦粉を使い、石臼で製粉しているそうです。今日使っているのはこのあたり、信州の蕎麦だそうです。
僕はミニ天せいろを。蕎麦はこのお店のスタンダード、二八(蕎麦粉八割)の蕎麦。
のど越しも良く、また香りも高く上等な蕎麦でした。
かえしが少し甘めでしたが、ぼくはこういうウマい蕎麦ならもう少しキリッと辛口のかえしで頂きたいところです。これはひとそれぞれ好みの問題なので良しとしましょう。
天ぷらも海老はレア感を残した揚げ方で悪くありません。人気のあるのも納得、良い蕎麦屋でした。さすが本場。
信州高原巡りは次回に!
信州を旅していたのですが辺鄙なところを選んで宿泊していて、昨日一昨日とEMOBILEが圏外だったため、まとめて更新させて頂きます。
ただいま清里高原でございます。ゴールデンウィークの宿泊客がだいたい帰ってしまったようで、静かです。
それにしても、この「毒沢鉱泉」。すごい名前ですよね。
この温泉が発見されたのは今からおよそ450年ほど前、武田信玄公は金鉱山で怪我をした人びとの治療のためにこの温泉を使い、敵からこの温泉を秘匿するため、自ら「毒沢」とあたかも危険な場所のような名を付けひとを遠ざけたという説もあります。
諏訪湖の北側、諏訪大社の「下社(しもしゃ)」からさらに奥にクルマでおよそ20分。
2軒しか宿が無い「毒沢鉱泉」、そのなかで最も高い場所に位置するのがこの「神之湯」。
一応舗装はされていますが、狭くデコボコな山道を登りきったところにようやく旅館の建物が見えてきます。 坊主頭のどこか修行僧を思わせる風体の当主、とっつきにくい方かと思いきや、割と良く喋る快活な方でありました。
「あいにく満室で、ちょっと離れた建物ですみません…」と案内された建物は、この旅館でもっとも古い建物、本館から渡り廊下でつながる旧館でした。
それにしても、この旧館、迫力あり過ぎ。
ボロい温泉、好きなんですけど、ぼくの中のボロさランキングではかなり上位にランクインしそうな建物です。
通された部屋は、その名も「毒沢」。
他の部屋は「福禄壽」だの「毘沙門」だのめでたい名前が付いていますが、ぼくの部屋だけ、「毒沢」(笑)。「毒沢鉱泉」で「毒沢」とはいいじゃないの。広さわずか5畳、古いけれどキレイに掃除されていて好感が持てます。
あれ?でも鍵が…。南京錠なんですけどこの部屋。
「前のお客さんが鍵を持って帰ってしまって、外からだと鍵掛けられないんですよ。とりあえず、南京錠付けておきました」。道理でピカピカの新品の南京錠。
まあ、こういう秘湯は部屋なんでどうでもいいんですとりあえず寝られれば。
肝心なのはお湯です、お湯。
それでは夕飯の前にザブッとひとっ風呂浴びますか。
風呂は内湯のみ。どうも信州の古い温泉は露天風呂率低いような気がします。露天風呂好きなぼくとしてはちょっと残念。でも普通の建物の2階分くらいありそうな高い天井、そして大きな窓で解放感がある浴室です。
飲用泉があったので味見してみました。酸っぱく、ごくわずかに苦みが残ります。炭酸入れたら普通においしそう(笑)。
浴槽の湯は黄褐色に濁り、いかにも効きそうな様相。湯温も熱過ぎず、半身浴ならいつまででも入っていられそうなくらいです。満足満足。
予定より早く19時から夕飯になりました。
鮎の塩焼き、刺身の代わりでしょうか、スモークサーモン、寄せ鍋などなど。秘湯でこれだけの夕飯なら文句はないでしょう?
夕食後にこんどはゆっくりと入浴。23時で入浴終了となってしまうのが残念。
そして部屋に戻ると…。インターネットには接続できずやることがない(笑)。
外にはまったく灯りが見えず、そして何の音もしません。こういう夜は都会では味わえないものですよね。
ちなみに宿泊代は14,000円。南京錠の5畳の部屋が14,000円、高いと思う方も多いと思いますが(ぼくも内心ちょっと高いと思います…笑)、確かに近代化された温泉では味わえない、貴重な一夜でした。
北海道には各自治体ごとに「カントリーサイン」と呼ばれる町のシンボルマークがあります。クルマで走っていて次の市町村に入ると、道路沿いに設置された「カントリーサイン」が出迎えてくれて、新しい市町村に入ったことを知らせてくれます。
こんな感じですね。
http://info-road.hdb.hkd.mlit.go.jp/index_favo.htm
これがまた良くできていて、札幌市なら時計台、ニセコ町は当然スキーヤー、夕張市はメロン。といった具合。で、中富良野町は虹とラベンダー。中富良野町のあたりは、本当ににわか雨が多くて、晴れていたのにサッと通り雨があり、すぐにまた晴れるので、虹が良く見えるんですね。実際にぼくも何度か中富良野町で虹を見ることができました。
なんでこんなことを思い出したかと言いますと、いま滞在している御殿場市も、雨が多いんです。
今日も天気予報は晴れだったのに夕方から大雨ですよ。おかげでクルマは黄砂と雨でドロドロ。
そして寒い!夕方から気温が10℃くらいまで下がってしまったので、普通に寒いんです。いまホテルの部屋の暖房付けています。
雨なのでガレージの管理人、フレンチブルドッグのはなちゃんも散歩できず不貞寝です。ぼくも夕方早々に日帰り温泉に避難。
温泉でひとっ風呂浴びた後、温泉の近く、かなーり辺鄙なところになぜか不釣り合いにモダンな中華料理店を発見してフラリと入ってみました。
それほど期待していなかったんですけど、これが意外や意外、ちゃんとしていてビックリ。
焼きそば(950円)は豚肉、海老、烏賊、筍、白菜、長葱、人参、キクラゲ、慈姑(くわい)などなど盛りだくさんの具に、パリッと部分的に香ばしく焼き色が付いた麺。
そうそう、焼きそばはこうでなくちゃね!
チャーシュー(450円)も毎日焼いている自家製だそうで、ちょっと甘めの味付けでしたが良質な肉を使っていました。
しめて1,400円、良い夕飯でした。
明日は午後御殿場を後にして、長野・毒沢鉱泉(スッゲー名前だな)に向けて旅立ちます。
EMOBILEでネットにアクセスしてみますが、なにせ宿泊予定の宿が「日本秘湯を守る会」の宿なので、もしかしたら圏外かもしれません…。
ではでは(一応)また明日!
サイキ@御殿場です。本日から少しのあいだ、東京を離れます。
まずはお知らせなんですが、5月14日(土)のガーデンバーベキューパーティですが、おかげさまで多くの方からお申込みを頂き、満員御礼となりました。
当初想定していた参加人数よりだいぶ増えてにぎやかなパーティになりそうです。
満員のためお断りさせて頂いた皆さま、たいへん、たいへん申し訳ありません。
ナショナルジオグラフィックの東日本大震災の特集映像が話題になっています。
ぼくのまわりでも、余震による不眠などに悩まされている方もいらっしゃいますし、ふとした拍子にあの震災当日のことを思い出し暗澹たる気持ちになる方も多いと思います。
なので、全ての方に閲覧をお勧めするわけではありませんが、震源地近くでどんなことが起きていたのか、いま一度振り返り、今後の防災の備えの一助にしたい、という方はぜひご覧下さい。
Part2の津波映像、スゴ過ぎです。良くぞ避難しながらこんな映像をカメラに収めていたものだと思います。
※亡くなったと思われる人間の映像も写っていますし、ショッキングな場面も多数ありますので、心臓の弱い方は閲覧しないでください※
http://www.youtube.com/watch?v=mvC1uvCKlT8
http://www.youtube.com/watch?v=hBQltRW3d00
http://www.youtube.com/watch?v=INR5Go90sx8
はい、連休の谷間の月曜日もLifeTeriaブログの時間です。
お仕事をされていた皆さん、お疲れさまでした。
冒頭にも書きましたが、仕事を休んで今日から東京を離れ静岡県御殿場市にいます。
御殿場は昼間は東京より少し涼しいくらいの気持ちいい風が吹いています。
田圃には水が引かれ、東京ではなかなか見られなくなってしまった鯉のぼりが、あちこちで風をはらんで泳いでいました。
こういう光景、なかなかいいものですね。
夜は御殿場駅近くの「鰻のひろ田」で鰻重。
満腹のあとはカロリー消費のため、「時之栖(ときのすみか)」で温泉に。夜はかなり冷え込む御殿場、ストーブが点いていました。
明日も御殿場から更新予定です。おやすみなさい。
実は今夜も東京にいるんですが(笑)。まあ雨だったし出遠出しないで正解でしょ?
そういえば先ほど、所用で「壽(ことぶき)」さんという方とお会いしました。40数年生きてきて、「壽」さんという方とお会いするのは初めてだと思います。何か良いことの起きる前触れでしょうか?
はい、ゴールデンウィークの夜もLifeTeriaブログの時間です。
雨の中、以前から気になっていた麻布十番「麻布シチュウ 庄兵衛麻布十番本店」で早めの夕飯を食べてきました。
「麻布シチュウ」です「麻布シチュー」じゃないんですねこれが。
驚くことにメニューは1種類。
牛ホホ肉デミグラス煮込みセット(1,280円)のみ。
シチュウにライス、福神サラダ、杏仁プリンというセットです。
なんでも老舗の米問屋さんが経営母体ということで、白米と、その白米に合うシチュウ…もういいですね、普通にシチューと書きましょうか…にこだわっているそうで、パンは置いていません。
シチューの中には野菜の姿はなく、牛肉のみ。
1週間煮込んでできあがるというサラリとしたデミグラスソースは、苦みやコクは薄く、スッキリとしてさわやかな酸味が印象的でけっこう好きな味です。
しかしもう一つのこだわり、ご飯。甘味のある実においしい米なんですが、ふっくら感なくだいぶ水加減が多い印象。実に残念。
まあ米ばかりは収穫の年、保管期間でだいぶ水加減が変わってきますから難しいのはわかりますが、米問屋ならなんとかしてくれよ、と言いたいところですね。
量は少なめなので男性はライス大盛り(無料)必須です。
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・店名 麻布シチュウ 庄兵衛麻布十番本店
・住所 東京都港区麻布十番3-1-5 ストーク麻布K&S1階
・電話 03-3451-4429
・備考 ランチ時は混み合うようです。
・オススメ ☆☆★★★(2点)
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