恵比寿 ビストロ間(あいだ)(前編)

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プロ野球開催時の東京ドームの1日あたりの電力使用量が、約5〜6万kWh、一般家庭5,000〜6,000世帯分と言われるこの電力がいま問題になっているわけですね。

結局、今日になって東京電力管内での4月中のナイトゲームの自粛が決まって一件落着となったわけなんですけど。


東京ドームが約5〜6万kWh。


では、浦安のあの施設は。

あの施設とは、そう、ネズミーランド。

 

これ、ビックリしますよ。

なんと、ランドとシーを合わせて、57万kWhなんだそうです。


でもこれ、別に皮肉が言いたかったのではなくて、ディズニーランド/ディズニーシーだけでなく、ぼくたちが今まで、いかに電気をたくさん使うことに無神経だったかと言うひとつの象徴的な例として挙げただけです。

 

たとえば駅だって、今までは毎朝毎朝、朝陽が燦々と窓から降り注いでいるのに、さらに照明を点灯していたんです。震災以来、朝は消灯していますけど、駅を利用するたびに逆に朝陽の明るさが新鮮で気持ちいいんです。

こういう無駄で意味のない電気の使い方はこれを機に止めてもいいのではないでしょうか?

 

はい、LifeTeriaブログの時間です。

 

今夜は震災前、だいぶ前から予約して楽しみにしていた「ビストロ間(あいだ)」の食事会でした。


 ・アミューズ コンソメのフラン

 ・前菜    ヤリイカとクスクスのファルス イカ墨と白ワインのソース

 ・野菜料理  やさしいムースとテリーヌを贅沢に盛り込んだ2種の前菜

        カリフラワーをテーマに

 

まずは濃厚なコンソメが香るフランの上に鶏肉と鶏軟骨を散らした香ばしくかわいらしいアミューズ。腹ペコのぼくたちはお代わり欲しい!なんて意地汚いことを言いつつ前菜を待ちます。

 

お待ちかねの前菜はヤリイカにギッシリとクスクスを詰めたファルス。ソースはイカ墨ベース、白ワインベース、2種類のソースが添えられていますが、この2種をミックスしてもまた乙な風味です。イカ墨のソースはアサリを隠し味に使っているそうで、濃密な魚介のエキスが美味でした。

添えられた菜の花が春らしいプレゼンテーションです。

 

最近フレンチレストランでも野菜にこだわるお店が増えていますが、この「ビストロ間(あいだ)」も野菜料理には力を入れているレストラン。

以前はバーニャカウダスタイルで野菜のストレートなおいしさを追究していましたが、もともとテクニシャンの表成治シェフ、最近になって少し技巧を凝らした野菜料理に変化させたようです。

今回は「カリフラワーをテーマに」ということで、カリフラワーの淡いムースにジュレ状のコンソメを掛け野菜のフリットと合わせたもの、カリフラワーを美しくテリーヌに仕立てたものを中心に、マイクロトマトやほおずきトマトなどを鮮やかに散りばめた皿に仕上げてくれました。

以前のバーニャカウダスタイルの名残として、蟹味噌のソースと雲丹のソース、2種類のオリジナルバーニャカウダソースをテリーヌの下に添える「遊び心」もあったりして、見て楽しく、口にしてもう一度楽しい野菜料理でした。

 

お楽しみのメインはまた明日…。


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