昨日はちょっとした用事があり昼どきに銀座へ。
銀座界隈は仕事がらしょっちゅう通ることは通るのですが、それはたいてい平日の夜なので、昼間の銀座はひさしぶり。
ちょっとびっくりしたのはその人出の多さ。
緊急事態宣言が解除され、さらにデパートも夏のセールが始まっていたりと言うこともあるのでしょうね、だいぶひとが戻っている印象が強い日曜日の銀座です。
で、打合せを兼ねてランチと言う予定だったので、ちょっと豪勢にビステッカでも食べようかと店は目星を付けておいたのですが、残念ながら当日では予約ができず路線変更でこちらに。
「西洋料理 三笠會館GINZA 1925 三越銀座店」。
「会館」じゃないですからね、「會館」ですから。
由緒正しさ感が伝わります。
「西洋料理 三笠會館GINZA 1925 三越銀座店」は並木通りの「三笠会館 本店」(こちらの表記はなぜか「会館」なのですね)の支店。
現在ではフレンチ、イタリアン、日本料理などさまざまなジャンルの飲食店を展開する「三笠会館」グループですが、こちらの「西洋料理 三笠會館GINZA 1925 三越銀座店」の料理は創業当時の原点である「洋食」にフォーカスしたものなんだそう。
この日はスープとお好みのメインディッシュと食後の飲みものがセットになった「お好み洋食セット」(2,450円〜)を頂きました。
この日のメインディッシュは4種類。
どれもウマそうですが洋食の王道って感じの「有頭海老フライとズワイ蟹のクリームコロッケ」。
これにしておきますかね。
スープはコンソメと季節のポタージュを選ぶことができます。
蒸し暑かったので冷たいポタージュをチョイス
グリーンピースが嫌いな子どもって多いですよね。
あれって冷凍のミックスベジタブルが原因じゃないかなあ。ボソボソして食感が悪いですし、旨味が無くて豆臭さが強調されてしまうんですよね。
もちろん、こちらのポタージュは上等。実に上等。
子どもにはこう言うスープを飲んでもらってグリーンピース好きになってもらいたいものです。
そしてこちらが本日のメインディッシュ。
海老フライ…の前にクリームコロッケの話をしましょうか。
正直、このメニューをオーダしたのは海老フライを食べたかったからで、クリームコロッケはまったくもって眼中に無かったのです。
ぼくのなかではクリームコロッケ、あんなもの子どもが喜んで喰うもの、そう言う認識でした。
揚げものはだいたいなんでも好きですが、唯一テーブルに有っても食指が動かないもの、それがクリームコロッケだったのです。
そんなわけでぜんぜん期待もせずにこのクリームコロッケ、頂いてみたのですが、これ、ぼくのクリームコロッケに対する概念を改めさせてくれるくらいステキな味わいでございました。
ひと口頂くと滑らかなベシャメルソースとともに広がる旨味の強い甲殻類の味わい。実にリッチな風味。
これは子どもに食べさせるなんてモッタイナイ。
で、海老フライ。いや、もちろん海老フライ、ウマいですよだって「三笠會館」だもん。
でもクリームコロッケの印象が強すぎてこの日の主役はクリームコロッケ、でした。
コーヒーカップの絵柄は「三笠會館」のシンボルの鹿。
コーヒーも上等でした。こう言うところに手を抜かないレストラン、好感が持てますね。
洋食としては少しお高めですが、クオリティには大満足。老舗の洋食、侮れませんね。
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・住所 東京都中央区銀座4-6-16
銀座三越 11階
・電話 03-6263-2745
・備考 特になし。
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