この日は日本橋でちょっとした用事を済ませた後で夕飯。
「伊勢定」で鰻なんてのも良いね。
良いけど、最近は鰻も高いからねえ。と言うわけで鰻の香りにちょっと未練を覚えつつ訪問したのがこちら。
間もなく創業90年を迎えると言う老舗かつ鉄板焼レストランで夕飯。となると気になるのはお値段ですが「鉄板焼 東洋」では気軽に楽しめる「サービスディナーセット」なるお値打ちのメニューがあるのです。
本日頂いたのがこちら。
まずはセットのサラダ。
たっぷりのボリュームとリッチな味わいのドレッシングが良いですね。
そしてシェフが鉄板で焼き上げてくれるハンバーグと野菜。
ご飯と味噌汁と香の物がセットになっていて、ご飯は+300円でガーリックライスに変更することもできます。
「鉄板焼 東洋」で使用する牛肉は阿波黒毛和牛、宮崎牛、尾崎牛の3種類ですが、このハンバーグに使われているのは徳島産の阿波黒毛和牛。
しっかりと肉の食感を残した牛挽肉を丁寧に焼き上げているので、まず肉の味わいが違います。和牛をハンバーグにして頂く場合ややもすると脂の重さが気になることが多いのですが、こちらのハンバーグは脂の風味を主張し過ぎることもなくほどよいバランスでした。
そして忘れてはいけないのが野菜のウマさ。
鉄板焼屋さんの野菜ってウマいんですよね。普通のもやしのはずなんですが(笑)。不思議です。
気軽に鉄板焼レストランのエッセンスを楽しめて2,300円、これお値打ち価格だと思います。
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・店名 鉄板焼 東洋
・住所 東京都中央区日本橋室町1-5-2
東洋ビル 1階
・電話 03-3241-0003
・参考記事 2017年05月31日「日本橋 鉄板焼 東洋」
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ようやく梅雨が明けたので気持ち良い夜風に吹かれながら新橋へ。
新橋もやはりひと通りが少ないですね。
19時過ぎの新橋、ネオンだけは煌々と輝いているのですが、ネオンに引き寄せられるサラリーマンの姿は見えず。です。
一部の居酒屋などはけっこう混雑していたりするのですが、飲食店は全般的に客入りが寂しそう。
それならば、と言うことで、普段(コロナウィルス騒動前、ってことですね)は混んでいて予約なしではなかなか入りづらい焼肉店を覗いてみることに。
訪れたのはこちら。
「近江牛肉店 本店」。
その名の通り近江牛の焼肉が楽しめる「近江牛肉店」はこの本店のほか、「近江牛肉店 別館」と「ワインと焼肉 近江牛肉店 三番館」と新橋界隈に3店舗を展開。
しかしながらこの騒動の影響で「三番館」はただいま臨時休業中。
そしていつも混んでいた本店も、この日は予約なしですんなり入店。
なんとも複雑な気持ちです。
この日はひとり焼肉だったので、漢らしく肉と白米のみで攻めてみました。
まずはひと皿目。
「本日の盛合せ」はあっさり系の赤身の「赤皿」と霜降り系の「白皿」の二種。
白皿は左から「カルビ」、「ゲタカルビ」、「インサイドスカート」、「ササミ」、「上カルビ」の5種類の盛合せをタレで頂きます。
どれもサシが濃厚に入っていますが、サシの風味は至って上品。とは言え、「ゲタカルビ」くらいまで脂が乗っているとちょっとトゥーマッチ感がありますので、バランス的には「インサイドスカート」、「ササミ」あたりがちょうど良い感じ。
もう一皿。
オーソドックスなロースもオーダしてみました。
前に「別館」で同じロースを頂いたことがあるのですが、そのときの印象よりはちょっと肉自体の味わいが淡白と言うかあっさりと言うか。
まあこのあたりは誤差と言いますか、同じ近江牛とは言え個体差もありますし、なんとも言えないところではあります。
新橋界隈でオシャレ感より肉質重視、リーズナブルにウマい焼肉を楽しみたいと言うかたにはオススメできる焼肉店です。
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・店名 近江牛肉店 本店
・住所 東京都港区新橋4-20-3
市兼ビル 1階
・電話 03-3436-2285
・備考 特になし。
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