あけましておめでとうございます。と言うタイミングでもないのですが、年明けそうそう関東に再び緊急事態宣言が発令されたことですっかり外食の機会が減ってしまい、このブログがことし初のブログでございます。
あの20時閉店ってのはホントぼくのように外食に頼りっきりのサラリーマンにとっては弱ってしまう規制でして。
帰宅してから自炊しろよ?とか、仕事の合間に夕飯行けよ?とかいろいろご意見も有るかとは思うのですが、なんと言うか、仕事を毎日毎日なんとかやっつけて、帰宅する前にホッとした気分で夕飯を頂くってのがサードプレイス的な息抜き、ストレス発散だったのですよね。
まあこのご時世、そんな愚痴を言っていても始まりませんので、自由に外食が楽しめる日が再びやってくることを夢見つつ前向きに生きていきたいと思う2021年でございます。
で、本日のブログは緊急事態宣言突入前に訪問したお店をご紹介。
場所は品川駅から京急でひと駅。北品川。
この夜訪れたのは北品川商店街にある焼肉店「もんもん」。
都心の繁華街で頂いたらお財布の中身がちょっと気になってしまうような上質な焼肉が下町価格で楽しめることで地元民に大人気の焼肉店です。
- ナムル盛 (600円)
- 切干キムチ(390円)
- キムチ (390円)
焼肉店の定番、ナムルやキムチですが、最近はこのような一品料理を趣向を凝らして用意する焼肉店が増えていますね。
こちらのキムチも本場のキムチのテイストとは違うのだと思いますが、白菜のフレッシュ感を活かした浅漬け感のあるタイプ。これ、なかなかイケます。
焼きものはまずはこちらから。
- タン先(500円)
たっぷり盛られたタンが500円。今どき嬉しいワンコイン。
普段は厚切り系のタンをウマいと感じるほうなのですが、前に頂いて印象が良かった「タン先」をこの日もオーダしてみました。
これが当たりでした。しっかりした食感のなかにギュッと詰まったタンの旨味。
タン好きだったら延々と食べていられるくらい飽きない味わいです。
このタンが500円なんてビックリ。
タンのあとはいきなり本日の真打ち登場。
- 佐賀牛 極上5種盛り(4,000円)
この日は「もんもん」が一頭買いした佐賀牛枝肉共励会チャンピオン牛が入っていましたので、上等な部位が特別価格で提供されていました。
極上5種盛りの部位は左上から時計回りに
- 中落ち
- マキロウ
- イチボ
- 小モモ
- ハゴイタ
と言うラインナップ。
いずれもきめ細やかにサシが入った美しい部位ですが、目を奪われたのが「マキロウ」と書かれた部位。
聞いたことが無い部位で、検索しても良くわからなかったのですが「マキ」はリブロースに「巻き」付いている「マキ」、「ロウ」は牛脂を指す「牛蝋」の「蝋」かと思われます(間違っていたらごめんなさい)。
さすがにこの「マキロウ」なる部位はトゥーマッチ感が否めませんでしたが、それ以外の部位は赤身の旨味が強い「ハゴイタ」(肩甲骨付近の希少部位)、「小モモ」から、サシがジューシーな「中落ち」までそれぞれの部位ごとに上質な味わいでした。
なかでもこちらのイチボはサシの甘さと芳醇な香りが素晴らしく上等なイチボでした。
おまけでタオルも頂きましたが、これ、いつ使えば良いのでしょうか…(笑)。
個人的には普通のランクの「ロース」や「カルビ」がウマい店って好感が持てるのです。
良心的な店って感じがするんですよね。
「もんもん」の好ましいところは、先ほどの「極上○○盛り」みたいな豪勢な料理ではない、スタンダードなメニューにもコストパフォーマンスに優れたものが多いこと。たとえばこちら。
- 牛カルビ(850円)
これだって都心の焼肉店で頂いたら優に2倍以上のプライスが付いていてもおかしくないくらいの上等な肉質。
ご飯にマッチする濃いめのタレ味がまた良いのです。
焼肉オンザライス党のオレにはたまらないのがこれですね。
- カルビスープ(800円)
スープも具だくさん、そしてカルビも豪快に投入されていてさしずめ「食べるスープ」と言った趣です。
- カタラーナ(400円)
デザートまで頂いて腹いっぱい。
ウマい焼肉で腹いっぱいと言うのはホント幸せですねえ。
品川界隈でコストパフォーマンス良く上等な焼肉が食べたいときに間違いないチョイスです。
ただし人気店なので予約は早めが吉です。
───────────────────
・店名 もんもん
・住所 東京都品川区北品川1-23-18
海文堂ビル 地下1階
・電話 03-3471-4129
・備考 予約をオススメします。
・参考記事 2020年04月01日「北品川 もんもん」
───────────────────