2013夏休み絵日記(3日目)そして 秦野 石庄庵

この作品は、カリフォルニアのディズニーランドの一日をタイムラプス(TIME-LAPSE;微速度撮影)で記録したもの。

2万枚以上の写真が使われているというこの映像、夕刻から夜に掛けて、アナハイムの空がトワイライトパープルに染まりイルミネーションが輝き出す場面がすばらしいですね。

 

おい。ちょっと待て。

おまえディズニーランドとか興味ないだろ?…って?

 

…いやいや。最近はディズニー男子ってけっこういるんだぜ?

オ…オレ…このブログでもディズニーネタをとりあげたことあるし…。

 

詳しくないことは詳しく書かないほうが吉なので、そろそろ本編に移りたいと思います。

 

はい、夢の国より夢の島が近い場所からお送りするLifeTeriaブログ、更新が遅くなりましたが金曜日分のブログでございます。

昨日も御殿場でクルマ遊びざんまい。

朝からサーキットランを楽しみご機嫌だったんですが…クルマにちょっとしたトラブルが発生してしまったため、午後の走行はキャンセルして一足早く御殿場生活は終了。うーん残念。

 

やることがなくなってしまったので、ブラリとクルマで丹沢湖まで散策。途中河原に降りたりしてちょっとした夏休み気分です。

 

丹沢湖畔には信玄の隠し湯(…って名乗る温泉多いんですけどね…笑)と言われる「中川温泉」ってヤツがありまして、足柄郡山北町営の「ぶなの湯」という日帰り温泉施設でひとっ風呂。

渓流沿いでロケーションはいいんですけど、なんだか安普請だし近所のガキ…もとい、近所のご子息が騒ぐし、温泉は循環させ過ぎじゃねーの?ってくらい塩素が効いているし、いまひとつふたつではありましたが、さっぱりと汗を流して夕飯へ。

 

時間が余ってしまったこんな日は、いつも行けないようなお店に行くに限ります。

以前から行きたかった蕎麦屋、丹沢の名店「石庄庵」に向かいましょう。

 

国道246号線から「ヤビツ峠」に向かう山道を上り、途中で右に逸れて…。以前、いちどお店を探したことがあったんですが、そのときは夜であたりは街灯なんてない闇夜。道幅もクルマがすれ違いできないくらい細いので、心細くなり引き返したことがあったんです。

 

昨夜はカーナビゲーションを頼りにクルマを走らせ、山里のなか、ぜったい飲食店なんて無いでしょ?という場所に佇む「石庄庵」を見つけ出しました。

駐車場には他府県ナンバーのクルマが多いですね。真っ赤なジャガーXKなんかで来ているお客さんもいますよ。洒落ているねえ。

 

こんな山奥で蕎麦を出す店。たいてい偏屈なジジィがひとりでやっていたりするんだよな。

 

「こんにちは、どうぞお上がりください」

 

お。夏休みのアルバイトかな?かわいらしいスタッフに迎えられ靴を脱いで店内へ。

眼下に蕎麦畑が見えるテラス席もありますが、暑いので室内の席にします。

 

 ・十一天せいろ(2,200円)

 

蕎麦はよく「二八蕎麦」とか「十割蕎麦」とか言うじゃないですか。

十一っては…?十割に一割つなぎを入れたもの、ということですが、「外一」なんていう言い方もあるみたいですね。

 

蕎麦は玄そばから挽いた濃いめの色合ですが、喉越しは滑らか。そして蕎麦の香りも高く満足。つゆもキリリと辛口で好みです。

天ぷらは好みよりすこし揚がりが強いのですが、天然の車海老を使っていたり、タネは上等。これも満足。

 

素材にはこだわりを持っているらしく、蕎麦粉は丹沢の玄蕎麦(作柄により一部茨城県産も使用)を自店にて石臼挽き、水は敷地の地下55メートルを流れる地下伏流水、山葵は静岡門前根付き山葵、鰹節は鹿児島枕崎産枯れ本節などなど。

 

値段は少し高めですが、そのこだわりを十分に感じられるウマい蕎麦でした。

場所が辺鄙と言えば辺鄙ですが、ちょっとした旅行気分で出掛けるなんて楽しみ方ができそうな蕎麦屋ではありますね。 

 

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・店名   石庄庵

・住所   神奈川県秦野市寺山1580

・電話   0463-82-1222

・備考   遅い時間帯は売切れも。

・オススメ ☆☆☆★★(3点:けっこうオススメ!)

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