青山 レストラン タニ(前編)

LifeTeria blog ブログ レストラン タニ

今年3月のブログでもご紹介した「特保」…「特定保健用食品」のコーラ、「キリン メッツ コーラ」ですが、こんなちょっと気になるニュースがありました。


キリンメッツコーラは発がん物質入り 「発ガンコーラ」はトクホにふさわしくない


この記事によると「キリン メッツ コーラ」に使用されているカラメル色素に含有されている「4-メチルイミダゾール(4-MI)」は、癌を発症する危険性があることからアメリカのカリフォルニア州では発ガン物質に指定されている成分とのこと。

カリフォルニア州はこのような食品添加物の規制にとりわけ厳しいと言われており、あくまでも日本の基準とは単純に比較ができないのですが、この「4-MI」に関して言えば、「キリン メッツ コーラ」に含まれている量をカリフォルニアの基準に照らすと、1日あたりの許容限度の4~5倍にもなるということ。

飲んだからと言ってすぐに健康に異常を来すということではありませんが、長期にわたっての飲用には若干の不安が残りますね…。

 

い、水曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。


今夜は以前から一度訪問したかった青山のフレンチレストラン「レストラン タニ」へ。

場所は246号線から外苑西通りを南下して、「スキーショップジロー」の手前の路地を入ったあたり。このあたりもなんだか楽しげなお店がたくさん増えていますね。以前ご紹介した「フロリレージュ」もこのあたり。

 

お店はビルの2階、インテリアは落ち着いた正統派のレストランと言った面持ちで、もう10年も前からここにありました、と言われても納得してしまいそうなくらい、しっとりとこの地に馴染んでいます。しかし真新しいお店の香り、壁や床の真新しいテクスチャーによってこのお店がオープンしてようやく半年が過ぎたばかりのレストランだということに気づかされます。


そう、この「レストラン タニ」は今年の1月にオープンしたばかりのお店なんですが、もうすっかり人気店の仲間入りをしていて、3度目の予約チャレンジでようやく訪問することができました。

それもそのはずで、オーナーである谷利通シェフは「アラジン」、「メゾン カシュカシュ」のシェフを勤めた実力派で、その腕前はつとに遍く知られたところ。満を持してこの青山の地に自分の名前を冠したお店をオープンさせたというわけです。


料理は前菜+メインの2皿にデセールという構成で3,800円とこの青山の地としては意欲的な値付けのコースも用意されていますが、常に腹が減っているぼくは前菜+魚料理+肉料理の3皿+デセールで5,500円のコースをチョイス。


 ・アボカド、トマト、タラバ蟹のテリーヌ

 ・本日の魚料理 〜真鯛のポワレ 海老の風味のソースで 


前菜はアボカド、トマト、タラバ蟹のそれぞれの風味を際立たせ、見た目の色合い同様、インパクトのある味わいにまとめあげています。うん、完成度の高いテリーヌ、すばらしいディナーのスタートです。


魚料理は本日のオススメのものを。今夜の魚は真鯛でした。真鯛の身にナイフを入れると、プリッとした弾力のある身の充実感を感じます。どっしりとクラシカルかつ正統なソースによって食べ応えがあり、満足感のある魚料理に仕上がっています。


そして酵母の香りがフワッと香り立つ自家製のパンも美味。


夜の青山で味わう正統派フレンチ、肉料理とデセールはまた明日に続きます!