西麻布 坊野

LifeTeria blog ブログ 坊野

スマートフォンのヘビーユーザの中にはエマージェンシー用のモバイルバッテリーを常時携帯しているというひとも多いと思います。

特に、昨年3月11日の大震災や、9月21日の台風首都圏直撃のときみたいに帰宅難民になって長時間屋外で過ごさざるを得ない状況を体験すると、モバイルバッテリーの必要性って痛感しますよね。

 

今日紹介するのもモバイルバッテリー、これスゴいですよ。

フィンランドの「myFC」社から発表された「PowerTrekk(パワートレック)」という製品、iPhone、iPadなどに対応するポータブル充電器なんですが、なんと燃料電池式。なんか未来って感じしますけど、お値段は229ドルと至って現実的。

使い方なんですけど、燃料電池のフタを開け、中に少量の水を注ぐだけ。これで発電が始まります。日本でも発売予定なので、あたらしもの好きのモバイラーのみなさん、お一ついかがでしょう?

 

はい、水曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。

 

先日、西麻布の裏道に見つけた天ぷら屋さん。店の外に書かれていたお値段がリーズナブルでとても興味を覚えたのですが、その日は同じく西麻布の「麻布食堂」でオムライスを食べる予定になっていたので、泣く泣く天ぷらを諦めたのでした。


今夜、ようやく念願かなってその天ぷら屋さんを初訪問。

広尾から外苑西通りを北上し霞町の交差点の手前で1本裏手の道に入り、そう、ちょうど「キャーヴ・ド・ひらまつ」のあたり、「坊野」という天ぷら屋さんがあります。


いちばんお安めのコースだとなんと2,500円。税・サービス料込みです。

ちょっとした天ぷら屋さんに出掛けると、すぐ5,000円、有名店だと1万円オーバーなんてざら。2,500円…だいじょうぶでしょうか?


コースはまずはお粥から。この少量のお粥で胃もたれを防げるんだとか。胃もたれなんてしたことないけど、せっかくなのでいただきまーす。

 

お待ちかねの天ぷらは海老からスタート。

海老はレア感を保った揚げ具合、味わいもこの価格を考えれば大満足。衣は油の重さを感じさせずサクリとした食感が心地よい仕上がりです。

 

その後、舞茸、きす、わかさぎ、菜の花と続きますが、いずれもお値段を考えればすばらしいできばえの天ぷらが続きます。


そのなかで個人的なハイライトは穴子。羽田沖の江戸前にこだわっていると板長が言う穴子は穴子らしい香りを持ち力強い味わいでした。ただし揚げ具合はやや強めで、個人的にはもう少しふんわりとした仕上がりの方が好みではありました。


〆めはかき揚げ。ご飯と合わせるかかき揚げ丼にするか選べますが、今夜はかき揚げ丼で。こちらはややたれが濃いめでぼく的にはtoo much。これはコースの〆めではなくて、腹ペコのときにガツッと食べたいような味かな?


しかしコースを通して感じたのは値段からは想像できない材料の質、そして銀座の有名店などで長年天ぷらを揚げてきたという板長の確かな技術。


3,500円、4,500円のコースもあり、今回頂いた2,500円のコースとの違いはお造りの有無、そして海老、きすなど魚介類のランクの差とのこと。ぜひ次回は上のランクのコースも試してみたいと思います。


西麻布の裏道で安くてもすばらしい天ぷらを揚げる「坊野」、若いひとでも入りやすい価格設定なのでぜひ一度お試しを。

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 ・店名   坊野

 ・住所   東京都港区西麻布4-10-3

 ・電話   03-5468-5070

 ・備考   できれば禁煙にしてほしいなあ…。

 ・オススメ ☆☆☆★★(3点:けっこうオススメ!)

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