この日は仕事終わりに日本橋へ。
9月末に開業した「COREDO室町テラス」に立ち寄って、台湾発のセレクトショップ「誠品生活」、見てきました。
「TIME」誌のアジア版が「アジアで最も優れた書店」と評した書店の品揃えは圧巻。
こんどゆっくり来てみよう。
実はこの日の「COREDO室町テラス」を訪れた目的は「誠品生活」ではなく、こちら。なのでした。
とんかつの「あげづき コレド室町テラス店」。
神楽坂の本店は行列のできるとんかつ店として有名ですね。
とんかつには目がないぼく、「あげづき」はいちど訪問したいと思っていたのですが、ヒマ人の癖に行列が嫌いなのでまだ訪問できていませんでした。
そんな折、「COREDO室町テラス」に支店がオープンし本店ほどは待たずに入店できるとの情報を聞きつけ、今回支店ではありますが、ようやく初訪問と相成りました。
本店は神楽坂らしい和風の設えで「デートに使えるとんかつ店」などと言われていますが、こちらの店舗は残念ながらフードコート感が拭えず、高級な価格帯のとんかつ店としてはちょっと残念な感じです。
「あげづき」のとんかつは低温で時間をかけてじっくり揚げるスタイル。
オーダからサーブまで時間がかかるそうなので、先に運ばれてきた漬物でも頂きながら待つことにしましょう。
漬物だけでは間が持たないので前菜代わりにこちらを。
- 旬野菜のごまだれ和え(580円)
お味は良いのですがボリュームはちょっと寂しいですね。
カウンター席で待つこと30分弱。
ようやくとんかつとご対面です。
- 南の島豚ロースかつ(1,720円)
- 定食 (360円)
とんかつに使われる豚肉の銘柄は「松坂ポーク」と「南の島豚」の2種類。
「あげづき」の看板メニューがこの「南の島豚」と言うことなので、本日は「南の島豚」をチョイスしてみました。
まずはひと口。
思ったより男性的な力強い豚肉の香り。豚肉らしい香りがありますね。
肉質はしなやかで、ほどよくジューシー。すっきりとした雑味のない旨味が上等です。
特筆すべきポイントは揚げ感の軽さ。
揚げ油はラードに加えオリーブオイル、キャノーラ油を使用しているそうですが、ラードの重さを感じない軽やかさにびっくり。
ただひとつだけ気になったのは衣。
粗挽きで存在感のある衣はぼくの好みにそれに近いのですが、しんなりとしていて拍子抜け。
揚げものの醍醐味は衣にあり、と言ったら言い過ぎかもしれませんが、衣の良し悪しが揚げもののウマさの重要なポイントであることは間違いありません。
もしかしたらオープンしたてで本来の味わいが出せていないのかもしれません。
この点については再訪して確認してみたいと思います。
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・店名 あげづき コレド室町テラス店
・住所 東京都中央区日本橋室町3-2-1
コレド室町テラス 1階
・電話 03-6910-3558
・備考 特になし。
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