おとなの事情。
安さの理由
— もにか@イカとビルダーズと (@08monica20) 2019年3月2日
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> プリキュアが <
> 変わってしまったから <
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はい、それではLifeTeriaブログの時間です。
この日は鐘ヶ淵へ。と言っても鐘ヶ淵ってドコよ?と言うかたも多いかもしれません。
墨田区の北端、浅草駅から東武伊勢崎線で五つ目の駅が「鐘ヶ淵駅」。
余談ですが、かつて存在した「カネボウ株式会社」(現在では合併されて化粧品のブランド名としてしか「カネボウ」の名称は残っていませんね)の社名の由来は、鐘ヶ淵が創業の地であった「鐘淵紡績」なのですよね。
そんな鐘ヶ淵になにがあるのか。
鐘ヶ淵にはこんなお店があるのです。
ひと月分の予約が予約開始日に埋まってしまうと言う焼鳥店、「鳥田中」。
この日はグルメな友人が苦労して予約してくれたプラチナシートにお邪魔させて頂きました。
お通しのひと品目がこちら。
- 石川県七尾 めじまぐろ
- 神奈川県松輪 天然真鯛
鳥料理店でここまで上等なお造りが頂けるとは。
実は「鳥田中」のご主人は、かの「京味」出身なんだとか。それを知って納得。
お通しのふた品目は鴨料理。
- 京鴨のロースト 花山椒
- 京鴨のハツ 湯引きさし
鴨の風味が凝縮されたロースト、噛みしめるごとに鴨の脂と旨味がしみ出します。
お通しの最後はこちら。
- 鴨スープ
濃厚。かつ芳醇。
舌に媚びるかのような旨味に陶然。
これ、お代わりしたかったなあ。
この日は注文も会計も友人任せだったのですが、後から聞いたところ、このお通し3品で500円。
嘘みたいなお値段でしょ?
- 湯引き盛合せ
それほどレア気味な内臓を好んで食すほうではないのですが、湯引きで頂いたレバーは絶品。
癖なくレバーの旨味だけが舌に広がります。
- 味付たまごとポテトサラダ
じゃがいもを割るとなかには味玉が。
このポテトサラダ、じゃがいもの滑らかな食感、程の良い味付け、「ポテサラ」と言う語感から想像される下世話さとは無縁の上品なひと品。
そしてお待ちかねの串ものへ。
この日は鶏4本、野菜1本の串五本のおまかせを頂きました。
- 笹身山葵
非常にレアな火入れ。塩加減もやわらかで上品。
京都・丹波地鶏の風味を活かした仕上げです。
- レバー
心地よい弾力でジャストな火入れ。
タレの味わいも抑制が効いていてクドさとは無縁。
- ねぎま
良い鶏と、良い炭と、良い火入れが揃ったときに出現するすばらしい鶏の脂の香ばしさ。
シンプルに鶏の旨味を堪能できるひと串でした。
おまかせの鶏の串の最後はこちら。
- つくね
鶏の旨味が凝縮されたつくねはふんわりとした食感で口どけもやわらか。上等なつくねです。
- 長芋
野菜のひと串は意表をついた「長芋」。
そしてこれも実にウマいのです。長芋の食感が楽しいですね。
こちらは追加で頂いた料理。
- せせり
せせり特有のしっかりした弾力が楽しめるひと串。
- 皮
皮の食感と力強い脂の旨味が楽しめます。
すばらしい串ものでだいぶ腹いっぱいなのですが、ウマそうな〆めの料理も頂かないわけにはいきません。
- 親子丼
ウマい。丹波地鶏のプリッとした食感に濃厚な玉子の風味。
ウマいのですが…だいぶ腹いっぱいなので、ちょっと重いかな(笑)。
これはですね、腹ペコのときに頂いたらスゴくウマいと思いますよ。
- 本日の鶏そば
ああ、〆めはこれが良いですね。
丹波地鶏のスープを贅沢に使った鶏そば。
濃厚な旨味を湛えながらもクリアな味わいのスープが絶品。
焼鳥は言うに及ばず、お通しから〆めの料理までいずれも丁寧な仕事ぶりが伺える絶品の料理の数々。
まずまず呑んで料理も腹いっぱい頂いて、ひとり5,000円足らずと言うコストパフォーマンスにも驚きました。
決して交通の良いと言えるロケーションではありませんが、それでも予約が一瞬で埋まってしまうと言うのも納得。
ひさしぶりにウマい鶏料理を満喫した一夜でした。
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・店名 鳥田中
・住所 東京都墨田区墨田3-25-7
・電話 03-3617-6615
・備考 予約は毎月第1月曜日10時より開始。
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