寂しいね。
夫実家の愛犬、フランス映画ばりに切ない別れを演じてくれた pic.twitter.com/JOVZ5958QZ
— アコムギ (@akomugi) 2019年1月4日
はい、それでは2019年最初のLifeTeriaブログの時間です。
2018年の年の瀬にひさしぶりに横浜へ。
最近は遊びで横浜に行くことがめっきり減って、たまに横浜駅に降り立つとアウェー感に苛まれます。
なぜゆえに年の瀬に横浜まで遠征したかと申しますと…。
「エイジング・ビーフ」は、肉をエイジング、すなわち熟成させることによって肉の旨味を引き出すことをコンセプトに謳い、またたくまに人気店となった焼肉レストラン。
日暮里、大宮、御茶ノ水、吉祥寺、新宿、軽井沢と瞬く間に支店を増やし2018年末にはこの横浜店がオープン。
最近は熟成肉がブームなので肉好きの方ならご存知と思いますが、肉はある程度熟成させることで、タンパク質が肉の中の酵素によって旨味成分であるアミノ酸に分解されることで、肉の風味が増します。特にジビエなどは、熟成させることで独特の風味が出てきます。
もっと言うと肉だけではなく、鮨ネタだって(もちろん種類によりますが)熟成させることでおいしくなるものがたくさんありますよね。
「エイジング・ビーフ」ではドライエイジングという手法、温度1℃〜3℃、湿度60%〜80%で20日〜60日程度寝かせることで、旨味が凝縮した状態に熟成された肉を使っているそうです。
この日は前菜から焼物、〆めの料理、デザートまでセットになった「AgingBeefコース」(5,000円)を頂きました。
- ペチュキムチ
- ナムル3種盛り合わせ
- お肉の前菜
- 韓国のりたっぷりチョレギサラダ
焼物は精肉、ホルモン合わせて180gのボリューム。
- 盛り合わせ(上タン、熟成タン、並2種、ハラミ、上物2種、希少3種、ホルモン2種)
それでは順番に見ていきましょう。
タンは2種。
「上タン」も良かったのですが、次に頂いた「熟成タン」は柔らかい食感と芳醇なタンの味わいを持っていてまったく別ものでした。こうして食べ比べるとおもしろいですね。
「ミノサンド」を挟んで、そのあとは「ソトモモ」、「クラシタ」、「ウワミスジ」、「ウチモモ」と食べ進みます。
このなかでは希少部位の「ウワミスジ」が良かったですね。
赤身の味の濃さとサシの風味のバランスを堪能しました。
後半は「ハラミ」から。
こちらも熟成感が濃厚で良いハラミでした。
「ギアラ」を挟んでトリは「ブリスケ」と「ナカバラ」。
最近はサシが強い部位より赤身が…なんて言っていますが、この日の「ブリスケ」も「ナカバラ」もすばらしく上等で気に入りました。
特に「ブリスケ」。熟成香と和牛ならではのサシの香ばしさ、甘さが相まって焼肉の醍醐味に溢れていました。
〆めの麺はこちら。
- AgingBeef特製冷麺
今回頂いた「AgingBeefコース」、ボリュームはやや物足りなかったものの、5,000円と言うお値段を考えれば肉質も上々で、気軽に熟成肉を楽しめる良いコースでした。
店内も他の「エイジング・ビーフ」の店舗同様スタイリッシュで、焼肉デートみたいな使い方にも良さそうですね。
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・店名 エイジング・ビーフ 横浜店
・住所 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町1-7-1
デリス横浜ビル 地下1階
・電話 045-565-9860
・備考 特になし。
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