御茶ノ水 山の上ホテル ラヴィ

マジで?

 

はい、それではLifeTeriaブログの時間です。

 

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冷たい秋雨が降る夜に訪れた御茶ノ水。

 

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この日は「山の上ホテル」を初訪問。

「山の上ホテル」と言えば川端康成、三島由紀夫、池波正太郎など多くの文豪が愛したクラシックホテル。

直木賞作家の山口瞳氏の「行きつけの店」のなかの「お茶の水 山の上ホテルの天ぷらとステーキ」の章はいきなりこんなふうに始まります。

 

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 ホテルでは山の上ホテルが一番だ。一番だというのは一番上等だという意味ではない。一番好きだと言ったほうがいいかもしれない。その「好き」の内容は「気持ちが安らぐ」もしくは「自分の家に帰ってきたようだ」ということになろうか。

 どこが好きかというと、最初にフロントの感じがいいことを挙げたい。フロントで働く人たちの応対が実にいい。私はフロントではなく御帳場と読んでいる。

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エントランスを入り、レストランの案内板を眺めていると、さっとスタッフが寄ってきて「どちらをお探しでしょうか?」と声を掛けてくれました。

 

東京には高級なものから超高級なものまで、たくさんの著名なホテルがありますが、こう言う温かな接客ができるホテル、コージーな雰囲気を醸し出すことができるホテルは貴重な存在かもしれませんね。

 

LifeTeria ブログ 山の上ホテル ラヴィ

「山の上ホテル」のレストランとしては、天ぷらの「山の上」が有名ですが、この日ぼくたちが訪れたのは階下のフレンチレストラン「ラヴィ」。

 

LifeTeria ブログ 山の上ホテル ラヴィ

もちろん名門ホテルの由緒ただしいフレンチレストラン、お値段もそれなりではありますが、この日はダイナースクラブの人気企画である「フレンスレストランウィーク」の真っ最中と言うことで、期間限定の「フランス レストランウィーク スペシャルコースメニュー」を頂いて参りました。

 

アミューズ、前菜、メインディッシュにデセール、そしてワンドリンクがセットになって5,000円(税・サービス料込み)と言うお得なお値段なのです。

 

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  • アミューズ

左からパテドカンパーニュ、プティシュー、ブルギニョンバター風味のつぶ貝。

 

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  • リドヴォーとラングスティーヌのポワレ シェリーヴィネガー風味 旬の野菜を添えて

香りの良いラングスティーヌ、そして独特の食感と風味を持つリードヴォーを使った前菜は、シェリーヴィネガーが爽やかさ、軽やかさを演出していてたいへん好印象。

 

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  • 国産牛ほほ肉の赤ワイン煮 トリュフ風のジャガイモのピューレと共に

フレンチでは定番のブッフ・ブルギニョンですが、このメインディッシュが実に良かったのです。

独特の食感を保つようにに仕上げられたほほ肉は、芯までしっかりとソースの味が染み込み、噛みしめるごとにほほ肉としっかりとしたコクを持つソースの旨みをじっくりと堪能できます。

これはど真ん中のウマさ。

定番の料理が、ブレることなくウマいと言うのは良いものです。

 

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  • フロマージュブランに季節のコンポートを添えて

 

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昨夜は

  • モンブランとラムレーズンのアイスクリーム

独特の雰囲気をもつクラシックホテルでのディナー、なかなかにステキでした。

たまにはこのようにクラシックなフレンチも良いものです。

 

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・店名   ラヴィ

・住所   東京都千代田区神田駿河台1-1

      山の上ホテル 地下1階

・電話   03-3293-2311

・備考   特になし。

・オススメ ☆☆☆★★

      (3点:けっこうオススメ!)

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