西麻布 フレンチモンスター(前編)

オレはイケメン。

 

画像はQeticより転載。
画像はQeticより転載。

さ、今日はこんなネタから。

 

近未来を感じさせるレトロなデザインのQWERKY WRITERがカッコいい件

 

これは、欲しい!って言うひと、けっこういるんじゃないでしょうか。

 

イギリスの「QWERKY TOYS」から発売になった「QWERKY WRITER」なるキーボード、見た目はレトロなタイプライター風ですが、これ、れっきとしたBluetooth キーボードなんです。

 

キーボード左上にはタイプライターと同じように改行用のレバー(「キャリッジ・リターン・レバー」と言うのだそうです)が装備されていますが、これも飾りではなく、改行したり、ファンクションキーとして使えたりすると言う凝りよう。

 

オンラインショップもありますが、お値段はちょっとお高めの349ドル。

オレもこのキーボードを使えば、もう少し格調高い文章が書けるかも…。

 

はい、それでは週の始まり、月曜日のLifeTeriaブログの時間です。

 

LifeTeria ブログ

ちょっと良いことがありましたので、お祝いのディナーを頂くことにしたのです。

 

六本木駅を降りて、ミッドタウン前から竜土町界隈を抜けて、「Stars and Stripes(星条旗新聞社)」のあたりへ。

そう言えば昔は「ここはアメリカやからフェンスの中に入ったら命の保証はせえへんよ!」みたいな物騒な看板がありましたが、いまでもあるのかなあ。

 

LifeTeria ブログ フレンチモンスター

そんなことを考えながらぶらぶら歩くとありました。

本日のお目当てのレストラン「フレンチモンスター」。

雰囲気のあるファサードに胸をときめかしつつ店内へ進みましょう。

 

LifeTeria フレンチモンスター

店内は照明が落とされて落着いたおとなのムード。

古材のような趣の木材がふんだんに使われた店内は、2015年11月にオープンしたばかりとは思えないエイジング感があります。

 

フレンチモンスター」の中心メンバーは「レストランひらまつ」の総支配人などを務めた錦織宏尚氏と「ラ・ピッチョリー・ド・ルル」や「シェ・トモ」のシェフを歴任した池尻綾介氏。

 

名門出身のサービススタッフやシェフが作ったレストランと聞くと訪問しづらい雰囲気を想像してしまいますが、「まるで自宅に友を招き入れるような、台所で料理をこしらえ一緒に食卓を囲むようなシンプルなレストラン」と言うコンセプトの「フレンチモンスター」には温かく柔らかな空気が漂っています。

 

そう言えば「ラ・ピッチョリー・ド・ルル」は、一時気に入ってしばしば訪問していた頃がありました。

料理は力強く、またとても雰囲気の良いレストランでした。懐かしいなあ。

 

ちなみに「モンスター」は「わたしの星」と言う意味なんだそうです。

 

LifeTeria フレンチモンスター

21時までは料理はコースのみとなります。

コースはメイン料理が魚となる「MENU SAISON」が8,000円(税込)、肉料理が加わる「MENU MONSTAR」が12,000円(税込」。

皿数を減らして魚も肉も、と言うオーダにも対応頂けると言うことだったので、この日は魚料理と肉料理が入ったコースを頂くことにしました。

 

・アミューズ・ブッシュ

 

ひとくちサイズのコロッケ。

 

LifeTeria フレンチモンスター

・自家製シャリキュトリー

 

左から、田舎風パテ、テット・ド・コション(豚の頭)のテリーヌ グリビッシュソース添え、チョリソ、ピクルス。

 

LifeTeria フレンチモンスター

・徳島県産鳴門、折野港、大西さん、福池さんの魚

 本日のお魚料理その日のスタイル 2皿

 

魚料理のひと皿目は甲烏賊のソテー。

烏賊の卵、チチコ(卵巣)、エンペラ、軟骨などさまざまな部位を使っています。

ソースには烏賊の肝を使います。

 

正直、フレンチとしてはそれほどビジュアル的に美しくないかもしれませんが、それぞれの素材の食感を活かした調理、そして肝を使いながらまったく雑味なく、旨味だけを抽出しているソースの洗練さはお見事。

 

「フレンチモンスター」で使われる素材の多くは錦織宏尚氏が幼少の頃を過ごした徳島のもの。

 

さらに、藍染めのマットや、食器もすべて徳島産のもので統一しているのだそうです。

ぼくは器にはまったく詳しくないのですが、オリジナルで製作したと言う器の色合いがフレンチレストランらしくなく、とてもユニークです。

 

LifeTeria フレンチモンスター

魚料理のふた皿目は蚫でした。

こちらも筍などを使いフレンチの枠に捉われないユニークなひと皿。

 

ここまでの料理はいずれもハイレベル。後半の料理に期待が膨らみます。

 

後半の料理はまた明日のブログにて。