大崎 天富

ちょっと何言ってるかわからないですね。

ことの発端は1月27日(火)の「ビジネスジャーナル」に掲載された「空前の軽自動車ブームが映す日本経済の変貌 ステータスから実用性へ、普通車の必要性低」という記事。

こちらの記事を執筆したのはマーケティングコンサルタント(って、また漠然とした肩書きだねえ)の新井庸志氏。

記事の内容は日本国内の自動車市場において軽自動車がウケている理由を解説しているもので、「高まる消費者の節約志向」、「自動車にステータスではなく実用性を求めるようになった若者」など、著者が指摘しているおのおのの理由については特に疑義はないのですが、問題はこのひと「最近でこそ物価下落傾向にあるものの、一時的に燃料費が大幅に高騰した。これにより、ガソリンよりも安い燃料である軽油が望まれるようになっただけでなく、自動車を所有すること自体が節約に反していると感じる消費者が増えた」と書いちゃったのですね(現在は誤記部分訂正済み)。

 

「軽」自動車は軽油を燃料に走るクルマじゃありません(大苦笑)。

軽油を燃料に走るクルマは「ディーゼル車」ね。

ま、著者も真摯に反省していますので、「『見直せばおかしいことは明らか』っていうか、そもそも知らないで書いているから見直しても見直さなくても間違いには気付かないでしょ?」なんていういじわるなツッコミはしませんが(笑)、こういう間違いはシャレになりませんねえ。

お金頂いてモノ書く以上はちゃんと自分で調査して書かないとねえ。っていうかそもそも調べるまでもなく自動車の記事書く以上は常識以前の内容ですけどね今回の件は。


はい、それでは木曜日のLifeTeriaブログの時間です。

所用で大崎に立ち寄った際に、「天富」という天ぷら屋さんを初訪問。

大崎駅前から山手通りを五反田方面に向かい、細い道を左手に折れるというちょっとわかりづらい場所にありますが、訪問した夜は店内満席。なかなか繁盛していますね。

ちょうど先客が食べ終わったタイミングだったので、10分ほど待って入店できました。

 

食事のあとにも用事があったので、お手頃な天重か天丼でも…なんて言っていたのですが、ついつい悪い癖で「天ぷらのコース 竹」(3,900円)を。


・海老

・いか

・きす

・季節の野菜

・蛤

・さつま芋

・穴子

・小柱かき揚げ

 

お値段を考えれば素材の質は平均的でしょうか。

ただし、この日は本来「竹」で用意される車海老が売切れてしまっていて、ブラックタイガーに変わっていましたので、ちょっと印象面ではマイナスだったかもしれませんね。


揚げ具合は素材による変化はあまり感じられず一本調子、素材によってはもう少しレアに揚げたほうが素材感が活きてくるのでは、と思ったものもありました。

 

おもしろいものとしては「蛤」がありました。貝殻ごと天ぷらに仕立てているのですね。

〆めの「小柱かき揚げ」は小さな天丼にして頂きました。

 

満席の店内から地元民に愛されている様子が伺えましたが、ちょっと気になったことがひとつ。


揚げるスピードが早いのです。

前の種を食べ終わらないうちにどんどん新しい天ぷらが揚がってきてしまうのです。

これはちょっとせわしないですね。

 

忙しい現代人(と言えるほど仕事はしていませんが 笑)、夕食くらいはゆっくり摂りたいのです。