北品川 クロモンカフェ

「朝からいい男ですいませんねぇ」

「こんばんは、ジョニー・デップです」

「今はなるべくウソは言わないようにしてるんだ。『こんにちは、チャン・ドンゴンです』とか言いながら近づいてはいくんだけど」

「オレはイタリア語がペラペラなんだけど、意味はわからないんだ」

(以上すべて純ちゃんの発言)

この紹介記事にも「ありそうでなかった」とありますが、たしかに、いままでなかったのがむしろ不思議なくらい実用的なグッズが登場。


時刻などの設定はスマートフォンから行うことで、イヤープラグ自体にはコントローラーを持つ必要がなくなったため、サイズは通常の耳栓とほぼ遜色ないコンパクトさに仕上がっています。イヤープラグが安眠のジャマになっては本末転倒ですからね。


クラウドファンディングで資金調達を完了し、115ドルで予約受付中でございます。


はい、それでは木曜日のLifeTeriaブログの時間です。

現代ではすっかりオフィス街の趣が強い品川界隈ですが、この一帯は、かつては東海道の「品川宿」、宿場町として栄えた場所であったわけです。

 

ご存知の通り東海道の起点は日本橋。

第一宿が「品川宿」。第二宿が「川崎宿」。

足の速いものは初日の宿を「川崎宿」にとったそうですが、そうではない者はこの「品川宿」が道中の最初の宿になったのですね。


京浜急行の北品川駅のあたりには、現在でも新馬場(しんばんば)方面へと続く旧東海道が生活道路として残っています。この旧街道は、現代では「北品川商店街」と呼ばれ飲食店などが散在するエリアとなっています。

 

この「北品川商店街」、以前は(こういってはなんですが)、古くから連綿と続いた商店なのでしょうか、夜の店じまいは早いわ、土日は定休日だわで、正直生気を感じられない、時間が止まってしまったような古びた商店街だったのです。

しかし、最近では若いかたが経営する飲食店も徐々に増えてきて、かつてに比べて商店街をそぞろ歩く楽しみも増しました。

 

この「クロモンカフェ」もそんな新興勢力の店舗のひとつでしょうか。

アパートか民家だったのでしょうか、品川宿の「黒門横丁」にある古ぼけた建物をリノベーション…。いや、違うかな、リノベーションって書きかけましたが、ほぼリノベーションもせずにそのまま店舗に仕立て上げてしまったようなナチュラルなノリのカフェが「クロモンカフェ」。

 

1階の引き戸を開け、狭い三和土(たたき)で履物を脱ぎ、急な階段を上るとそこは畳敷きのスペースにちゃぶ台やらこたつが置かれたカフェスペースなのでした。

 

まるで自宅にいるかのようにこたつで漫画を読みつつ寛いでいる先客のあまりのリラックスぶりに軽い目眩を覚えつつ遅めのランチを頂きます。

 

・となりの八百屋さん定食

 豚ロースの味噌漬け焼とお惣菜(870円)

 

定食には玄米のご飯がセットになっています。もっちりとした食感の玄米、個人的にはもっと固めで玄米らしくてもぜんぜん問題ないかな。これはこれでウマいですけど。

 

「豚ロースの味噌漬け焼」はご飯に合うような味わい。ボリューム的にはぼくのような(育ち盛りの…笑)男子にはちょっと物足りないですね。

まあ健康のためにはこれくらいで良いのかもしれませんけど。

 

食後にコーヒーを頂きながらマンガを耽読。

日も傾いてきてしまったので、そろそろおいとまするとしましょう。

あいたたた…。久しぶりの畳生活にすっかり脚が痺れてしまっていたのでした。

 

なお、営業時間はだいたい12時から15時くらい、不定休ですが日曜日に休むことが多いようです。