恵比寿 レ・マリアージュ・ドゥ・ガク(前編)

(個人的には)笑えない…。けどおもしろい。

「モテないこと以外、特に悩みもありません」…(笑)。

いや、ホントそうだよ、健康で仕事もあればそれだけで十分さ。

 

はい、涙も乾いたところで本日はこんなネタから。

 

福袋はポニー1頭-金沢・香林坊大和が発売へ「ペットにいかが?」

 

そろそろ福袋の話題も増えてきましたが、金沢の大和デパートでは午年にちなんで1袋限定、100万円のポニー入り…って、たぶん袋には入っていないと思いますが…福袋を発売するそうです。

 

記事によると「大型犬の飼育と同じ感覚で、一般住宅の庭や倉庫、ガレージなどで飼うことができる」そうですが、散歩とかどうするんでしょうね?

 

ちなみにポニーゆえ、おとなは乗ることができないみたいです。乗馬して散歩なら楽チンなのにね。

 

はい、金曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。

今年も1年お疲れさまでした、ということで本日は今年1年お世話になった友人たちと年忘れフレンチ会開催です。

向かったのは恵比寿の「レ・マリアージュ・ドゥ・ガク」。

 

レ・マリアージュ・ドゥ・ガク」のシェフは和久井学さん。2010年の開店当初は「元レカンの」という枕詞で紹介されることが多かった和久井学シェフですが、今やすっかり恵比寿の超人気フレンチのオーナーシェフとして遍く知られるようになりました。

 

料理はアミューズ、前菜、本日のお楽しみの一品、メイン、〆めのご飯か麺、デセールという構成の5,250円のコース1本。基本的にシェフのおまかせとなりますが、メイン、〆めのご飯・麺、デセールは複数のメニューからチョイス可能なので、食べ手側が選ぶ楽しみもありますね。

 

 ・アミューズ      フォアグラのブリュレ

 ・前菜         ぼたん海老と鰤の盛合せ

 ・本日のお楽しみの一品 帆立貝と雲丹のベニエ

 

アミューズはフォアグラをブリュレに仕立てたもの。フォアグラの風味がパリッとキャラメリゼした表面の香ばしさと相まって、すばらしいコースを予感させてくれる出来ばえです。

 

ぼくはこのお店の前菜をいつも楽しみにしています。見目麗しく、見る楽しみがあり、そしてもちろん食べてもコースの充実感を予感させてくれるハイレベルな完成度の前菜。

そして今日の前菜も秀逸であり、また驚きにあふれたものでした。

 

前菜の素材のひとつはぼたん海老。カダイフ仕立てになっているのですが、なんとカダイフに包まれたぼたんえびはレアな状態。見事に騙されましたね。ぼたん海老の甘さと滋味にカダイフの食感が加わりユニークな前菜です。

 

もうひとつの素材は鰤。こちらはレア感を残して軽く火を入れたところに、紅玉りんごで作ったソースとエスプーマを添え、さらに鰤の下にもカリフラワーのソースを敷き詰めています。カリフラワーの香りとりんごの甘さ、酸味が存在感の強い鰤という食材の持ち味に負けない風味を醸し出しています。

 

本日のお楽しみの一品は、帆立貝と雲丹のベニエを蕪とトリュフのスープに仕立てたもの。蕪のスープ、これがいいですね。蕪のやさしい甘さとトリュフの香りに帆立貝と雲丹の濃密な旨み。

 

前菜と続くこのひと皿で、すでにテンションはマックス。うん、おいしいですね。非常にハイレベルな前菜に、続く肉料理にも期待が高まります。

 

肉料理と〆めの料理、デセールはまた明日のブログにてご紹介したいと思います。