丸の内 天ぷら 天喜代

先日のブログで、iPhoneからのメールの差出人名が「汚らしい豚」になっていることに気づいてしまったひとのネタを採りあげましたが、こんなことあるんですね。

iOS7ではさらにSiriの人工知能が進化していてくだらないギャグとか言ったりするらしいですね。

オレまだiOS7にアップデートしていないので未確認ですが。

便利ですが恐ろしい時代に突入している気配が窺えるような。

 

はい、水曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。

火曜日の夕飯は東京駅グランルーフにオープンしたばかりの「天ぷら 天喜代」へ。手頃な価格帯の天ぷら定食もありますが、この日は手っ取り早く丼な気分だったので天丼を。

 

 ・大江戸天丼(1,500円)

 

丼の蓋がご飯にめり込んでいて、その蓋に支えられて穴子が屹立しています。見た目は楽しいかもしれませんが、ご飯粒が付いた丼の蓋、なんか汚らしいなあ(笑)。

 

スタッフからの説明によれば、半熟玉子の天ぷらと崩し、そして丼の手前に添えられた雲丹と混ぜて食べてほしいとのこと。

 

…。そんなの天丼の喰いかたじゃねーよ!って一瞬思いましたが、まあやってみましょう。

 

…。まあ、アリかナシかで言えばナシじゃないとは思いますけど、雲丹も気持ち程度しか添えられていませんし、あえて雲丹玉子ご飯にして食べなくてもねえ。天丼なんだからさ。

 

都心で1,500円というお手頃価格。

それゆえ、タネの質にはもともと期待していませんが、予想に違わず海老は貧弱、穴子も香りなく質はいまひとつでした。

 

まあそれは仕方ないんですけど、それにしても天ぷらの揚げ具合があまりよろしくないのです。

いずれのタネも揚がり過ぎ。

 

帰宅後調べると、このお店、「『下高井戸 旭鮨総本店』がプロデュースする天ぷら専門店」というキャッチフレーズでした。

寿司屋がプロデュースする天ぷら専門店ねえ。

地元ではそこそこ人気のあるお店のようですが、クオリティとしてはいたって普通、というか、いまひとつ。

 

玉子やら雲丹やら、ギミックに走るのではなく、天ぷらの本質をもう少し真摯に追求してほしい、と書いたら厳しすぎですかね?