二子玉川 ルナティック

今日はちょっとマジなネタを。

いや、毎日マジなネタを書いているつもりではあるんですが(笑)。


日本に飛び火!中国猛毒食品があの有名チェーンに…


名チェーンとはあのマクドナルド。

マクドナルドで使っていた鶏肉が、病気で死んだ鶏を加工販売していた(と噂されている)中国「河南大用食品グループ」のものだった、というニュースです。


驚きました?オレは驚きません。

恐ろしくなりました?オレは恐ろしくなりません。


ファーストフード。ハンバーガーやホットドッグやフライドチキン、サンドイッチなどがファーストフードの範疇ですかね。

個人的にファーストフード、別に嫌いじゃないんです。

食事の時間を大切にするフランス人だって最近はランチに費やす時間が短くなっていると聞きますが、忙しい現代人、平日のランチにそんなに時間を掛けられませんよね。

ファーストフードはそんな我々の味方であると思いますし、それに最近のハンバーガーとかけっこうウマいのあるじゃないですか。


でも、具体名を挙げちゃいますけど、マクドナルド、ロッテリアといった廉価なハンバーガーを売りにするハンバーガーチェーンのハンバーガーは食べません。

最後に食べたのがいつだったか思い出せないくらい口にしていません。


だってあまりウマくないじゃないですか。ウマくないですよね?

あと、モノには適正な価格があって、あまりにも廉価なことだけを追求した商品はどこかに歪みがあるはずだと思うんですね。食べものであれば、ちょっと口にするのが恐いですよね。


ハンバーガーが1個59円とかおかしいじゃないですか。おかしいと思いませんか?

安くてうれしい、という意見があるのはもちろんわかりますが、結果的に自分の健康が損なわれて長い加療が必要になったりしたら、そっちのほうがよっぽど金かかると思うんですけどね。

それに、これはあくまでも個人的な経験則なんですけど、あの手の廉価なファーストフードが好きなひとって、老化が早いような気がします。

 

最近になってファーストフードチェーンやファミリーレストランチェーンが使っている食材が危ない!なんていう記事をたくさん見かけますが、いまさら何言っているの?って思っちゃいますね。あの安さでまともな食材を使おうって言ったって無理ですよ。無理。


だから食べません。

だから別に驚きませんし、別に恐くもありません。


はい、月曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。

昨日の日曜日は、友人のポートレート写真を撮影するために二子玉川まで。

撮影を終えてから、せっかくなので二子玉川を散策。


二子玉川、いいところですね。

少し歩けば多摩川があって。家の庭先には花が咲き誇って。

小さなお子さんを連れたステキなファミリーもたくさん。そんななか何やってるんだオレ感も若干感じますが、まあそれはさておき。


二子玉川。めったに訪れないエリアなんですが、以前からいちど行ってみたかったお店がありまして。


ひとつは「ピース」。

毎年4月から11月くらいまで多摩川の河川敷で営業を行うカフェ。だったんですが、現在は河川敷の占有許可が得られず開業できないようです。


そしてもうひとつがこの「ルナティック」。店名の冠には「セルフサービスフレンチ」とあります。

フレンチなのにセルフサービス!?どういうこと?


二子玉川駅から多摩川の土手に向かい、土手沿いに下流にあるくこと7〜8分。小さな林のなかに見える建物…。お世辞にも「スタイリッシュ」とか「豪華」とか「瀟洒」とか、そういうことばは似合わない古ぼけた建物。良く言えば「味がある」と言えなくもありませんが。

どこがエントランスかわからないので適当に軒先から入ると…。


これはカルチャーショックです。

「券売機」があります。

「券売機」ですよ!?


「あの…初めてなんですけど」

「はい、こちらの券売機で食券を買って頂き、前菜はこちらのカウンター、メインは向こうのカウンターにお出しください」


言われた通りにカウンターに食券を出します。社員食堂みたい。アミューズと前菜は作り置きなのですぐにもらえます。

天気もいいので、屋上で食べますかね。

「セルフサービス」なので、自分で皿を持って非常階段みたいな狭く急な鉄製の階段を上がって屋上へ。酔っぱらったら転びそうだな。


 ・アミューズ アボカドとコンソメのゼリー仕立て(400円)

 ・オードブル 冷製チキンのファルシー(700円)


アヴォカドはムース状…に見えましたがけっこう固め。これにコンソメのジュレが掛けられているんですが、このジュレ、味が平板でアヴォカド、コンソメのジュレ、海老がそれぞれ融合することなくてんでバラバラという(笑)。いや、いいんです。400円ですから。


チキンのファルシーは悪くなかったです。スゴい良いかと言うとそうでもなかったですけど(笑)。ちょっと甘すぎるソースでしたが、ピンクペッパーの香りで少し引き締まりますね。


前菜を食べ終えて待つことしばし。スピーカから「1**番、『牛ほほ肉の赤ワイン煮込み』をお待ちのお客様、カウンターまでどうぞ」とアナウンス。


あ、それオレのだよ!階段を降りて1階のカウンターで皿を受け取ってまた階段を上がって屋上へ。ふう。


 ・メイン 牛ほほ肉の赤ワイン煮込み(1,400円)


すばらしい大きさのほほ肉。ですが、ボソボソした食感、そしてソースの味が染み込まず、さらにそのソースもコクがなく、と大きさ以外はあまりいいところがない料理でした。ソースに果実を使っているのは少しだけおもしろかったですけど。


全体に料理はサラッと平板に流れてしまうようなものでしたし、この3皿に別売りのバゲットまでつけたら約3,000円、さらにドリンクとデセールをつけたら約4,000円と実はそれほど安くないという(笑)。

だって普通のフレンチレストランであれば、料理は持ってきてくれるし、後片付けしてくれるし、バゲットもあるし、お店によってはテーブルクロスもあるし、それでランチコース3,000円台とかありますもんね。


じゃあこのお店に行く価値は何かというと、やはりそれは多摩川の川面を滑る風を感じながらの爽やかなオープンエアの環境じゃないですかね。

まあそういうわけで、季節限定、しかもランチ限定、という条件であればまあ話の種に一度訪問してもいいとは思います…。

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・店名   ルナティック

・住所   東京都世田谷区玉川1-1-41 

・電話   03-3708-1118

・備考   特になし。

・オススメ ☆★★★★(1点:お好きな方はぜひ!)

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