日本の社長さん

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どんなことばでも「長」がつくとエラいひとを示します。

村長・町長・係長・課長・部長・巡査長・デカ長・いかりや長さんなどなどなど。●●長、と呼ばれた方もなんとなく嬉しかったりしてね。

 

そして、サラリーマンならいちどはなりたい社長さん。

手軽に社長さんになりたいなら西川口に行ってパブ(この場合のパブは断じて英国風のパブではないです 笑)に入ればあら不思議「シャッチョーさんスケベね!」とあなたもいきなり社長さんに。

でもホントの社長さんになるには、毎日毎日来る日も来る日も会社に滅私奉公、休みの日って言ったってプライベートっていったいなに?ってな具合で接待ゴルフだ社内コンペだと疲れをとる間もなく身も心も会社に捧げて捧げてウン十年がんばってようやくもぎ取れる栄光のポジションなわけです。

 

はい、極寒の日曜日もLifeTeriaブログの時間です。

 

今日、社長さんを間近でお見かけしました。

社長さんって言ったってシャッチョーさんじゃない、正真正銘、ホンマもんの社長だよ。場所は幕張、東京オートサロンというクルマの展示会(と言ってもただのクルマじゃなく、ぼくが大好きな暴走に適したクルマの展示会ですな)。

 

トヨタのブースになにやらひとだかりが。

ん?そんなにかわいいコンパニオンでもいるのかい?と思いつつ近づくと。

 

なんだオッサンかい。

メガネのオッサン見て何がオモロいねん…って、お!?あれは豊田章男さんじゃないの。豊田章男さんといったら泣く子も黙るトヨタ自動車代表取締役でございますよ。

 

それにしてもエラい人気です。若者から外国人からバチバチ写真撮られまくったりしています。実は、この豊田章男さん、トヨタ自動車の社長さんという固い表の顔を持つ一方、自身でもレースが大好きで、「モリゾー」というエントリー名でたびたびレースに参戦しているという、日本の自動車業界では筋金入りのモータースポーツ好き。ニュルブルクリンク24時間レースにもプロのレーシングドライバーたちと参戦しているのですから、腕前は本格派です。ぼくもたびたびこのブログでプリ●スの悪口を書いたりしていますが、別にトヨタ自動車が嫌いなわけじゃないんです。現に、自分で最初に買ったクルマはトヨタのカローラレビン、ハチロクでしたから。

あれは楽しいクルマだったなあ。

 

トヨタ自動車の社長さんがこの豊田章男さんに替わってから、トヨタ自動車も変わりつつあります。

実際に、レクサスLFAのようなクルマも、この社長でなければ、おそらくお蔵入りになったクルマだったでしょう。

 

豊田章男さんのインタビューの中で、実に印象に残るコメントがありました。

曰く「若者のクルマ離れと言うが、クルマから離れているのは若者ではなく、私たちメーカーなのではないかと思う」と。

 

実に考えさせられるコメントでした。


もう1枚の写真は実際に昨年のニュルブルクリンク24時間レースを走ったレクサスLFA

小さなモリゾーステッカーが貼ってあるの、わかりますか?

似顔絵、ソックリでちょっとホノボノでした。

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