都心の降雪予報はここ数年ずっと降る降る詐欺だったから、たぶん今日もだいじょうぶ。
【雪情報】東京都心で最大10センチ積雪のおそれ
— ウェザーニュース (@wni_jp) 2018年1月21日
明日22日(月)の関東は、早いところは午前中から雪が降り始め、首都圏の広範囲で積雪となるおそれがあります。23区内で最大10センチ、山沿いでは40センチ程度の積雪が予想され、大雪となる可能性も。https://t.co/c77X4podYP pic.twitter.com/ygzq8zjdZP
はい、それではLifeTeriaブログの時間です。
この日は友人からゴハン会に誘われて渋谷へ。
西武渋谷店の交差点から井の頭通りを進み、宇田川交番を過ぎてすぐ。
ビルの2階の奥まった一隅にあるイタリアン「バカリ ダ ポルタ ポルテーゼ」がこの夜のお店です。
実はこの「バカリ ダ ポルタ ポルテーゼ」は横浜の人気リストランテ「SALONE 2007(サローネ ドゥエミッレセッテ)」の姉妹店。
「SALONE 2007(サローネ ドゥエミッレセッテ)」はディナーコースは12,000円、ランチコースでも5,000円と言う価格帯のリストランテですが、こちらの「バカリ ダ ポルタ ポルテーゼ」はグッとお安めでディナーコースでも3,500円。
しかし3,500円でなんと8皿構成のディナー。
いったいどんなディナーになるのかワクワクしますね。
アンティパストのひと皿目がこちら。
- カリフラワーのヴェルッタータ
こちらはカリフラワーを「ヴェルタータ」と言うスープ状に仕立てたもの。
優しい甘さのカリフラワーにはアクセントとしてチーズ入りの「パスタレアーレ」。
温かい前菜はこちら。
- 烏賊のスミ煮 白ポレンタ
烏賊の墨煮にはこの「ポレンタ」と呼ばれるコーンミールが添えられるそうで、伝統的な組合せと言えるひと皿ですが、エスプーマ状のペコリーノチーズが添えられているところは現代的ですね。
前菜のふた皿はどちらも上等。
このあとの料理への期待が高まりますね。
魚料理は旬の鱈を使った料理。
- 鱈のフリット 赤ピーマンソース
カダイフを纏った鱈に添えられるのは、見た目にも食欲をそそる赤ピーマンの香り良いソース。
ソースにはワイルドライスも使われています。
そしてこちらが「バカリ ダ ポルタ ポルテーゼ」のスペシャリタ。
- 白身魚のアクアパッツァ
この日の白身魚はかさごでした。
まず、かさご自体の味の強さが印象的。
そして魚介の旨味がたっぷりと抽出されたスープも美味。ただし塩味はかなり強め。
プリモピアットはこの日もっとも印象深かったひと皿。
- 鴨のファゴッティーニ
「小さな包み」を意味する「ファゴッティーニ」に包まれているのは鴨肉とチョコレート。
そしてファゴッティーニの下にはトレビス。
鴨の味わいにチョコレートの甘さとトレビスの苦味が加わり、それらをマディラ酒の芳醇なソースがまとめあげます。
完成度の高いプリモピアットでした。
そしていよいよセコンドピアット。
- 豚頬肉の煮込み
豚頬肉をレンズ豆と煮込んだ飾り気のないひと皿。
柔らかな豚頬肉に添えられたいるのはセルバチコのフリット。
素朴でホッとこころが安らぐような安心感のあるセコンドでした。
〆めの料理はパスタ。
- トマトソースのスパゲティ(お好みの量で…)
コースの中のパスタは通常60グラム程度とのことだったので、ちょっと欲張って80グラムでオーダ。
トマトの甘さが印象的なパスタ。
ウマい…ウマいんだけど、80グラムはちょっと食べ過ぎです。
ドルチェはこちら。
- ティラミス
定番中の定番ですが、マルサラ酒でコンポートしたオレンジを使っているところにオリジナリティを感じますね。
3,500円とは思えないボリューム。
そして味わいもお値段を考えれば望外のクオリティ。
残念ながら「バカリ ダ ポルタ ポルテーゼ」名義での営業は2月でいったん終了してしまうとのことでしたが、近々現在の店舗からほど近いエリアに新店をオープン予定との由。
オープンしたら再訪してみたいですね。