品川 オーバカナル 高輪

誤植?どこが?

え?え?え?

1万…8696万匹?

本文を読むと正しくは「1万8696匹」ですね。

 

さ、今日はこんねネタから。

 

食の極み 魯山人納豆鉢

 

これ、手っ取り早く言うと納豆を混ぜるための機械。

で、魯山人ってあれですよね、「美味しんぼ」の「海原雄山」のモデル、芸術家にして美食をこよなく愛した北大路魯山人。ちなみに北大路魯山人が書いた「魯山人味道(みどう)」という書籍がありまして、オレ、小学生のときそれを繰り返し繰り返し何度も何度も読んでました(笑)。

 

いや、「味道」なんてたいそうな題名ですけど、内容は小学生でも平易に読めるような本なんですよ。で、そのなかで魯山人は納豆の食べ方についてこう指南しています。

 

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 ここでいう納豆の拵え(こしらえ)方とは、ねり方のことである。このねり方がまずいと、納豆の味が出ない。納豆を器に出して、それになにも加えないで、そのまま、二本の箸でよくねりまぜる。そうすると、納豆の糸が多くなる。蓮から出る糸のようなものがふえて来て、かたくて練りにくくなって来る。この糸を出せば出すほど納豆は美味くなるのであるから、不精をしないで、また手間を惜しまず、極力ねりかえすべきである。

 かたく練り上げたら、醤油を数滴落としてまた練るのである。また醤油数滴を落として練る。要するにほんの少しずつ醤油をかけては、ねることを繰り返し、糸のすがたがなくなってどろどろになった納豆に、辛子を入れてよく攪拌する。この時、好みによって薬味(ねぎのみじん切り)を少量混和すると、一段と味が強くなって美味い。茶漬けであってもなくても、納豆はこうして食べるべきものである。

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これ、実は科学的な根拠があって、練れば錬るほど旨み成分が増えるんですね。

でも忙しい現代人、日々の朝食で魯山人の教えを守ってネチャネチャ箸で納豆かき混ぜていたら、毎朝会社に遅刻っすよ。

 

そこでこの納豆撹拌マシーンの出番ってわけです。

ハンドルで容器内をかき混ぜることで「究極の納豆」完成までの時間を大幅に短縮できるそうです。と言っても同社の検証に基づき醤油を入れるタイミングまでは305回、さらに完成までには424回と相当かき混ぜないと完成しませんが…。

 

お値段は2,310円(税込)、2月6日発売でございます。

 

はい、冷え込んだ土曜日もLifeTeriaブログの時間でございます。

金曜日はイケメン友人とオシャレディナーを。待合せは品川駅。時計の針は20時を過ぎ、そして寒いのです。そんなわけで品川駅の近所でお店を探すとことにしたのですが…。新馬場の「割烹 牧野」は満席。

品川駅前の「シンガポール・シーフード・リパブリック」も満席。

 

ランチは300kcalに抑えている腹ペコくんのオレ、空腹に耐えられず恐る恐る「そこにフ…フライデーズあるよ(金曜日だし…笑)?」と提案してみましたが、イケメンかつグルメの友人に即座に却下されまして(笑)。

 

そうだ。あそこあるじゃないですか。「オーバカナル」。

気軽にフレンチを楽しめるブラッスリーですね。

 

・田舎風テリーヌ(1,680円)

・シュークルート(2,600円)

・エシレバター (350円)

 

前菜はひとりひと皿。ぼくは「田舎風テリーヌ」、友人は「豚肉のリエット」、どちらもこのブラッスリーの人気メニューだそうです。

 

「田舎風テリーヌ」、定番のひと皿は、際立った特徴はありませんがオーソドックスで優しい味わい。

 

メインディッシュはボリュームのあるシュークルートをふたりでシェア。

ベーコン、ソーセージ、すね肉などが熱々に煮込まれたシュークルート、昨日のように冷え込んだ日にはピッタリの料理ですね。

寒い日にシュークルートを食べると、この料理が冬の寒さの厳しいアルザス地方の郷土料理であることに納得します。

 

シェア前提でポーションの大きめな料理をアラカルトでオーダすればリーズナブルですし、大箱ゆえ予約なしでも入りやすいですし、気軽にフレンチを楽しみたい、というときに使い勝手のよいお店と言えますね。

 

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・店名   オーバカナル 高輪

・住所   東京都港区高輪4-10-8

      京急第7ビル1階

・電話   03-5798-7070

・備考   赤坂、紀尾井町、銀座にも店舗あり。

・オススメ ☆☆★★★

      (2点:ちょっとオススメ!

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