東麻布 ラ・リューン(前編)

いよいよ明日です♡♡♡

さ、今日もこんなネタから。


銀座に『相席イタリアンレストラン』オープン!女性は無料!?


なんか最近、街で見かけませんか?「相席居酒屋」。

ご存知でしょうか「相席居酒屋」。

簡単にシステムを紹介しますと、男性は男性同士、女性は女性同士で来店します。

そして、男性と女性が必ず相席になるように店舗側でブッキングしてくれるわけですね。たいていは女性は無料、男性側が飲み代を負担するという仕組みになっているようです。

まあ手間要らずの合コンと言いましょうか。お店に行くだけでそんなことができてしまうわけですね。


しかし「相席居酒屋」なんてもう古い!これからは「相席イタリアン」だ!というわけで2月14日(土)に銀座にオープンする「ロハス銀座」は男女が相席になるようにセッティングされるところは「相席居酒屋」と同じなのですが、料理はイタリアン。なんだそうで。

気になるお値段ですが、男性は30分飲み放題で2,500円、女性は無料。

フード類は500円と激安ですが、いったいどんなものが出てくるのでしょうね…。誰かレポートお願いします。


はい、それでは金曜日のLifeTeriaブログの時間です。

珍しく本日はちゃんと仕事をしようと思っていたのです。いやたまにはね、仕事しないと怒られちゃいますから。すると昼頃に、食べ友よりこんなメッセージが。

 

ラ・リューン、電話したら兎、真鴨、カルガモ、鳩、山鴫(やましぎ)があるって」。

 

…。…。お…お金…降ろしてきます。

 

ラ・リューン」は東麻布の住宅街のなかにひっそりと佇むフレンチの名店。

ジビエの種類が豊富なので、毎年この時期になると訪問したくなるレストランです。

 

前菜ひと皿、スープ、メインディッシュ、デセールという組合せで5,000円からとリーズナブルなコースも用意されていますが、この夜は7,500円の「2月のコース」を。

 

このコースは旬の食材を使った月替りのコースで、魚介の前菜が二皿、フォアグラを使った前菜が一皿、スープ、メインディッシュ、デセールという構成。

前菜はシェフのおまかせになりますが、メインディッシュとデセールを選択するスタイルです。

 

・アミューズ

・今治からの二皿

・フレッシュフォアグラのポワレ

 

アミューズはこのレストランの定番、「安納芋と牛蒡のパウダー」。小さなガラスの器には畑の土に見立てた牛蒡のパウダーが満たされています。

 

「今治からの二皿」の一皿目、まずは鰆の燻製に大根とカカオのピュレを添えて。

ごく軽く燻煙香をまとわせた鰆の上には牛蒡のチップ、下には大根。シードルを使ったソースと大根とカカオを組合せたピュレで頂きます。どことなく和のテイストを感じさせる仕上がり。そしてカカオを使ったピュレ、これは意外性があって楽しいですね。

 

蛸の燻製にビーツのピュレとスペイン産の唐辛子を添えた小さな前菜をはさみ、二皿目は柔らかく火を通したアワビの肝和えに焼き山芋とそのペーストを添えた前菜でした。

サザエのソースには肝を使っていますが、濃厚でありつつも雑味がなく、丁寧に作られた様子が窺える上質のソース。肝から想像されるような苦味はまったくありません。

そして特筆すべきは山芋のウマさ。シャキシャキした食感をことさらに強調するような仕上がりで山芋の素材感を存分に楽しめました。

 

続く前菜は「フレッシュフォアグラのポワレ」。

この日は葱とグリーンピース、そしてピスターシュを使ったソース。そしてフォアグラの上には黒トリュフ。

このような組合せのソース、フレンチでは記憶にありません。

軽い印象のソースですが、これが不思議なことにフォアグラの力強さにまったく負けていないのですね。

 

前菜はいずれも素材の組合せの妙を楽しめる秀逸なものでした。

後半の野菜を使ったスープ、そしてお楽しみのメインディッシュは月曜日のブログにて。