恵比寿 レ・マリアージュ・ドゥ・ガク(前編)

LifeTeria blog ブログ レ・マリアージュ・ドゥ・ガク

上田定緒氏(収集家であり、「開運!なんでも鑑定団」などへの出演歴もあるそうです)のウェブサイトに掲載されている「江戸時代物価早見表」がおもしろいです。


ちょっと興味深いものを抜粋してみます。


・新刊本 1冊 300文 4,950円

・片道旅費<江戸~京125里=500km>13~15日 1両1,000文 82,500円

・鮨<握り鮨=1個> 1貫8文 132円

・天麩羅蕎麦 1杯 32文 528円

・病の親の薬代の為に娘が吉原へ 身売代 50両 3,300,000円


どうでしょう?食物に関しては現代の感覚に比較的近いのではないでしょうか?新刊本は高いですね。

身売代ってのもスゴいですね。3,300,000円、高いか安いか見当がつきません。


い、金曜日の夜もLifeTeriaブログの時間です。


最近チョイと忙しかったためあまりウマいものを食べていなかったんですが、今夜は金曜日。少しくらいウマいもの食べてもバチは当らないでしょ?ということで、計画性のないオレ、今日の午後になってお店探しです。

今日は金曜日、しかも給料日後というひとも多いであろうこの月末。今日の今日で超人気レストランの予約が取れるはずが…。え?入れますか?

ちょうどキャンセルがあったようで、なんとかカウンター2席を確保。

向かうは今やすっかり大人気の恵比寿のフレンチレストラン「レ・マリアージュ・ドゥ・ガク」。


元レカンの和久井学シェフの手によるコースは5,250円の1種類。しかし、肉料理、〆めの料理、デセールは数種類のなかから選べるので、メニュー選択の楽しさも残されています。


 ・アミューズ フォアグラと林檎、栗

 ・前菜 秋刀魚と帆立、有機野菜

 ・本日のお楽しみの一品 鱧と松茸のベニエ


前菜は美しい紫色のエスプーマを頂いた秋刀魚と水茄子の組合せが美味。このエスプーマは巨峰から作られたもので、食べるまでは正直「?」だったんですが、脂ののった秋刀魚に甘さがマッチするんです。これは発見でした。野菜も味がしっかりしていて食べ応え十分。

そう言えば、前回訪問したときも、美しいプレゼンテーションの前菜、印象的でした。


そして本日のお楽しみの一品は鱧と松茸。

ベニエ、天ぷら状に上げられた松茸が香り高く美味。こちらはコンソメから作られたエスプーマが添えられていますが、しっかりと存在感あるエスプーマで、味の奥行きを増しています。


美しいだけではなく、味わいの面でも完成度の高い料理の数々。上々のディナーのスタートです。


メインの肉料理以降は明日のブログにて披露したいと思います。